前回の「確実に体重が落ちる間欠的ファスティング」を完遂する秘訣が載っていましたので、ご紹介します。
1.水を飲む:毎朝、まずいちばんにグラス1杯の水を飲むこと。
2.忙しくする:忙しくしていれば、食べ物のことを考えずにすむ。仕事で忙しい日をファスティングの日にあてると、うまくいくことが多い。
3.コーヒーを飲む:コーヒーには、食欲を少し抑制する効果がある。緑茶、紅茶、ボーンブロスなども有効だ。
4.波をやり過ごす:空腹感は波のようにやってくるので、常に空腹を感じるわけではない。空腹を感じたら、1杯、水やホットコーヒーをゆっくり飲んでみよう。飲み終わる頃には、空腹感は去っているはずだ。
5.周りに報告しない:ファスティングの利点を知らない人は、あなたのやる気をくじこうとするだろう。お互いを支え合う、結束の強い仲間に話すのはいいが、知り合いの誰でも彼でも話すのは、得策とはいえない。
6.1か月、続ける:体がファスティングに慣れるには時間がかかる。始めの数回は大変だろうから、そのつもりで。
勇気をもって取り組もう。そのうち楽にできるようになる。
7.「翌日」の食べ物に注意する:「間欠的ファスティングをしていれば何を食べてもいい」わけではない。ファスティングをしない日も、糖分や精製された炭水化物の摂取量を極力抑えた、栄養価の高い食事を心がけよう。
8.忘れる:ファスティングのあとは、ファスティングのことは忘れてしまおう。ファスティングなどしていなかったかのように、普段どおりの(7を踏まえた)食事をすること。
『トロント最高の医師が教える世界最新の太らないカラダ』ジェイソン・ファン(著) p.438
ファスティングの経験者であれば、わかるかもしれませんが、土日や、連休にこのファスティングを持ってきてしまうと、ファスティングに集中するあまりに、ストレスになってしまい、また平日に比べて忙しくない場合には、なんか食べたい!という欲求になってしまい、失敗するケースがあるのではないかと思います(私は、食べ物の摂取が、量も頻度も休日の方が食べてしまう傾向があります)。
あとは、このファスティングを1か月は続けるということであったり、ファスティング後の食べ物についての指南があるのは、嬉しいと思いました。栄養価の高い食事を中心にして、まったく炭水化物を摂取してはならないワケではないので、初めのうちは、まずはファスティングに慣れること、それから、食べるものに注意して、炭水化物の種類を制限するなどで、対応ができるのではないかと思います。
ファスティングと言えば、3日、5日と期間を決めて行い、そのあとは、回復食に入るという内容を見たことがあります。ですが、このファスティングは、断片的なものではなく、日常的に行う行為としての要素があるので、ストレスが少なくて済むのではないかと思われます。
ファスティングをしているからといって、社会生活、いつもの生活を制限してはならない。という注意書きがあります。
コツとしては、いつもの日常の中にファスティングがある事なのかもしれません。まずは、1か月やってみることで、分かることがあるかもしれません。