「みんな年末年始に太って、戻らない」では、食べ続けてしまうために、毎年太り続けてしまうという話でした。この毎年の増加分を相殺するには、ファスティングをしなければならないということで、この本のおすすめでは、間欠的ファスティングとなっています。短期間のファスティングを定期的に行う内容で、通常の生活をしながら続けられる利点があります。
間欠的ファスティングについて、ご紹介します。
24時間から36時間のファスティングを週に2、3度取り入れるというのが典型的だ。
《中略》
ファスティング期間が長くなればなるほど、インスリン値は低くなり、体重が大幅に減り、糖尿病患者の血糖値も大きく下がる。私たちのクリニックでは、24時間か36時間のファスティングを週に2、3度行ってもらうことにしている。
『トロント最高の医師が教える世界最新の太らないカラダ』ジェイソン・ファン(著) p.426
24時間のファスティングを行う場合には、朝食、昼食、間食を摂らずに、夕飯の1回だけ食事をすることになります。
36時間の場合には、丸1日摂らないということになります。
寝ている時間も含めての24時間、36時間の計算となっています。
ファスティングを経験されている方には、あるあるかもしれませんが、ファスティングの最中は、辛くありませんが、ファスティング後の過ごし方が重要となってきます。
ファスティング後に、いつもよりも食べてしまっては、ファスティングをした意味がなくなってしまうので、ファスティングをする意味を考えなければなりません。
ファシティング後の食事をご紹介します。
ファスティング期間を終えるときの食事は、食べ過ぎないように気をつけよう。ファスティング明けに食べ過ぎると、胃が不快感を覚える。それほど重症にはならないものの、気分が悪くなることもある。ファスティング明けは、「ナッツ類」を一握りと「少しのサラダ」から食べ始めるといいだろう。そのうちに、調子が戻ってくる。
『トロント最高の医師が教える世界最新の太らないカラダ』ジェイソン・ファン(著) p.429
個人的には、家族とのご飯を楽しむために夕飯は食べるという選択肢で、24時間がいいのではないかと思っています。
24時間の場合には、断食後の夕飯が軽めの食事になるということになります。
1日おきに、朝、昼、おやつを抜いていくので、次の日の朝からは、通常ご飯となることになります。
この通常のご飯についても注意事項があるので、次回ご紹介します。