食べすぎてしまうから太ってしまう。だから食べ過ぎないように摂生をしなければならないのは分かっている。でもカラダがご飯を求めている。抑えるとストレスだし、食べてもストレス!どうしたらいいの!!と悩んでいる方は、そのストレスは、あなたのせいではありません。ということが分かりました。
しっかりとご飯を食べたのに、デザートは別腹という感覚が、もう中毒になって、洗脳されている証拠です。
なぜか、ケーキやパイといった高度に精製された炭水化物のお菓子が収まるだけの余裕ならある−−−たんぱく質や脂肪系はこれ以上食べられないというのに。高度に精製され加工された食べ物に対しては、なぜか満腹ホルモンが出ず、私たちはそのケーキを食べてしまうのだ。
《中略》
こうした食べ物を食べると、脳の中の報酬系が活性化され、私たちに“快”の感覚を与えることがわかっている。そのうえ、精製された炭水化物は中毒になりやすいため、これを食べても自然に満腹ホルモンが出なくなってしまい、どうしても食べ過ぎてしまう。もちろん、その理由は、精製された炭水化物が“自然食品”ではなく、“高度に加工された食べ物”だからだ。
『トロント最高の医師が教える世界最新の太らないカラダ』ジェイソン・ファン(著) p.180-181
デザートや、パンなどには満腹ホルモンが出ないから、別腹でも入ると感覚的にカラダが分かっているというのには驚きです。
要するに、私たちのカラダは、すでに「洗脳されている」のではないかと思います。
では、炭水化物の量を減らせばいいのか?と、単純に思ってしまいますが、そうではありませんでした。
炭水化物の摂取量だけが問題ではなかったのだ。精製された炭水化物そのものよりも、「糖分」のほうがはるかに肥満の原因になっているようだ。
『トロント最高の医師が教える世界最新の太らないカラダ』ジェイソン・ファン(著) p.186
炭水化物だけではなく、「糖分」を控えなければ、肥満を解消することができないということが分かりました。
分かってはいたけど、やっぱり「糖分」はダメなんですね。ちなみに人工甘味料であっても、この本ではダメと記載がされています。
痩せたかったら、長生きしたかったら、糖分と炭水化物を控えるだけでも、今よりは寿命が伸びるのではないかと思います。