『朝食はからだに悪い』 では、過食がカラダに悪いことが書かれています。
過食をすることによって、さまざまな病気に繋がってしまうのですが、実は脳も傷ついているそうです。
過食のせいでインスリン抵抗性を発症すると、脳もインスリン抵抗性を持つようになり、そのせいで脳は傷つくのだ。
『朝食はからだに悪い』 テレンス・キーリー(著) p.327
過食によって、直接的に脳が傷ついているのではなく、結果的に傷つき、アルツハイマーなどにかかるという具合のようです。
この過食をなくすためには、腹八分目でストップできればいいのですが、巷で流行っている8時間ダイエットは、この過食にも効果があるとしてご紹介されていました。
結論を言えば、周期的断食ダイエットは、減量のためにも、健康のためにも、単純なカロリー計算より効果があり、中でも8時間ダイエットが最も効果がある。そして8時間ダイエットの中でも、朝食を抜いて、午前の軽食と夕食をとるのが最善である。
『朝食はからだに悪い』 テレンス・キーリー(著) p.302
体質によると思いますが、断食が向いている人と、そうでない人がいると思うので、無理に行うのは、さらなる過食に進んでしまうのではないかと不安があります。
朝食を抜いた後は、急にたくさんのご飯を食べるのではなく、軽食が望ましいとされています。カラダがびっくりしちゃうのではと、想像ができますが、この本では、インスリン抵抗性の視点で考えて、避けた方がいいという内容になっているので、まずは試してみて、ストレスが少なく、続けられそうなら、採用するという具合でいいと思います。