しつけで罰を与えるのは意味がない説

お子様のしつけをする中で、「その行動は悪いことである」と理解させるために、何度も同じことをしてしまう場合、罰を与える親御様は多くいらっしゃると思います。

お子様に限らずに、大人になったとしても、同じです。罰を与えられた人間はどのような心理なのかが述べられた文章があったので、ご紹介します。

罰には問題がある。何気なく使うと正の強化になってしまうことはもちろん、多くの場合、悪い行動を一時的にしか減らすことができないという点だ。また、普通、罰を与えるだけでは望ましい行動を始めさせたり、それを持続させたりできない。つまり「効き目のない」こともよくあるのだ。

《吹き出し》もっとがんばらなくちゃ…今度は捕まらないように!

『マンガ サイコセラピー入門―心理療法の全体像が見える 』ナイジェル・C.ベンソン(著),清水佳苗(監訳),大前泰彦(監訳) p.86

一度刑務所に入った受刑者の中には、出所してすぐに再犯になる方がいらっしゃいます。それが犯罪だと分かっていながら「今度はうまくやらないと」という気持ちで行っているそうです(本人に聞いたワケではないので、どのくらいの割合でそう思っているのかは分かりません)。

この「罰」については、親と子の間、大人と社会の間で、すれ違いが生じているために、与えられていると考えると、罰を与えてしまう教育方法は望ましくないと言えます。

このすれ違いを解消しなければ、罰を与えたとしても、根本的な解決にはなっていないということを罰を与える方が理解しなければなりません。

個人的には、刑務所の場所が、カウンセリングになる社会が最も必要なのではないかと本気で思っている。社会が国民全員を、もっと人間として豊かに生きることができるサポートを受けられるようにすることが、ひとりひとりを尊重した本当の社会になるのではないかと思っています。

作成者: Tangoo

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