いつかは英語を話せるようになりたい!と思っている方は、このコロナの自粛中にやってみよう考えている方も多いかもしれません。英語が話せるようになったら、世界が広がるという謳い文句があります。
どんなに英語の単語や文法を覚えて、何を言っているのか言葉は分かったとしても、理解の限界ということがあります。
これは、母国語での話であっても理解ができていないという範囲になります。
そもそも、コミュニケーションには2つの限界が存在するからです。それは「言葉の限界」と「理解の限界」です。
言葉の限界は、母語が日本語で、英語が分からない、イタリア語が分からないという限界です。
理解の限界が、先に述べた通りです。
自分の知識、経験、価値観には全く存在しない「何か」に触れたとき、人は「わからない」と言うわけです。
分からない、もしくは、知らないという範囲になると思います。
発信する側には「言葉の限界」があり、受信する側には「理解の限界」がある。
コミュニケーションを取る際には、相手側が、そのことについて理解することができるのかどうかを、ある程度予測をして話を進める必要があるのは、当たり前なのですが、それが当たり前のように出来ている人は、少ないのが現実ではないかと思います。
<参考文献>
『フィンランド流「伝える力」が身につく本』(著者:北川達夫)(p.41)