著者 石原結實(医学博士/イシハラクリニック院長)の『水の飲みすぎが病気をつくる』では、簡単なエクササイズも紹介されていました。
体を温める方法としては、やっぱり運動は、想像できます。分かってはいるけど、出来ていない、、、習慣になっていないかたが多いのではないでしょうか。
私個人的な話ですが、週末だけ行うにしてしまうと、面倒になってしまって、習慣になりにくいという経験があります。そのため、毎日できる、ちょっとしたことから始められたらという考えがあります。
どんな運動でもある程度の時間をかけてやると、必ず発汗してくる。筋肉を動かすことで、血行がよくなり、体が温まってくるからだ。
汗が出はじめる頃には、体温が約「1℃」上昇しており、代謝は約12%アップする。体が温まり、血行がよくなると、当然、腎臓への血流もよくなり、腎臓の働きが活性化して尿の生成、排泄も多くなる。
よって、筋肉運動は、発汗、排尿を促し、体内の余分な水分(水毒)を排泄するには、極めて大切である。(p.134)
ここまで言われてしまうと、やっぱりやった方がいいんだなぁと痛感します。
また、どこまで運動しないといけないのかという基準も、ここで分かる通り、汗が出はじめるくらいまで、やった方がいいということになります。
ですが、汗が出はじめなかったとしても、やらないよりマシだと思います。
体温の40%以上が筋肉で産生される。また男の、体重の約45%が筋肉(女性の場合約36%)で、その70%が、腰より下に存在する。よって、体温を上げ、血流をよくして発汗、排尿を促すにはウォーキングはじめスクワット…等々、下半身の筋肉を主に使う運動の方が効率的である。
下半身の筋肉運動は、下半身の血行をとくによくしてくれる。よって下半身に存在している腎臓の血流もよくなるので、腎機能も活性化して、尿の生成や排泄も多くなり、体内の余分な水分を排泄できる。(p.136)
まずば、下半身に意識をして行うということも、ここからよく分かります。
著者は、運動が大事として、簡単な室内でできる下半身の運動を紹介してくれています。
ふくらはぎを刺激するための運動として「かかとあげ運動」、次に「ももあげ運動」、その後に「スクワット」をするというものです。
この文字だけ見ると、キツそうだと感じてしまうかもしれませんが、好きなだけ、やればいいので、キツい筋トレではなく、やらないよりマシという感覚でやっていいので、気合なんていらないのがミソです。
これであれば、誰でも、いつでも、続けることが可能です。テレビをつけたら、動画をつけたら、夕飯食べ終わったらなど、この運動をするスイッチをルールで決めるだけで、後は自動的にできるまで、意識すればいいだけです。
何時間もかかりませんので、やらないよりマシだと、思います。
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