著者 吉村葉子の『フランス人お金を使わなくてもエレガントな理由』では、フランス人から見た日本人の価値観の違いについて、多く載っています。
エレガンスに見えるヒントを紹介してくれています。
彼女たちのエレガンスの最大公約数が、だれもが一様に姿勢がいいことだという点に。佳人を評して古くからいわれている、立てば芍薬(しゃくやく)、座れば牡丹、歩く姿は百合の花のたとえは、女性の美しい姿勢なくして成り立たないということに。ブランド品をもっているわけでも、高価な装いをしているわけでもないのに、フランセーズがおしゃれに見える秘訣も、そこにあるのです。つまり、姿勢こそエレガンスの基本にちがいありません。(p.114)
美しく見える共通点が、姿勢が良いということは、言われなくても分かっていたことだと思いますが、やっぱりそうみたいです。
バレリーナが美しいのは、みんな姿勢がピンとしていること、手先、足先が優雅であることではないかと思います。
私はめちゃくちゃ猫背なので、耳が痛い話です。
背筋をピンとするだけではない姿勢の正し方の紹介がありました。
足首とかかとをしっかり固定することで、足癖がつかずに真っ直ぐ歩けるようになるし、姿勢が完璧なものになる。(p.117)
足首とかかとをしっかり固定するという考えが、個人的には全くありませんでした。たしかに私の足首は、ふにゃふにゃしている方です。背筋をピンとすることを意識するだけではなく、この足に対しての意識を向けることで、姿勢が完璧になるのであれば、やってみたいと思わされました。
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