『& Premium』2020 MAR「暮らしを楽しむ部屋に、整える。」インテリア特集の中に興味深いことがありましたので、ご紹介します。
「有機的なものとアートを混ぜ合わせて。」という内容では、そのタイトルの通り、有機物である植物と、絵画などのアート作品を組み合わせている部屋が紹介されていました。
この組み合わせは、大賛成なのですが、紹介されていたお部屋には違和感がありました。
絵画と植物の一体感がほとんどなく、別々に存在している感じでした。
おそらく、植物の配置も重要ではないかと考えました。
植物の配置で失敗してしまう例をあげてみました。
1)背の高い植物が多いこと、密集させてしまうこと
2)同じ色の植物しか置かないこと
3)植物が邪魔で絵画が見えないこと
背が高い植物が多く、密集してしまうことで、ジャングル?ジャングルであれば、素敵なのですが、ジャングルにもなっていない理由としては、壁紙が白いからであると思いました。
柄物であったり、何かしらの色が入っている壁であれば、まだマッチするのではないかと思いましたが、白である限りは、違和感が生まれてしまうという考えに至りました。
同じ色の植物というのは、葉っぱの厚さ、同じトーンの場合、短調になってしまい、うるさいだけになってしまっているのだと考えました。
絵画を飾っているのですが、植物が邪魔をして絵画を楽しむことができなければ、共存している、相乗効果も期待できないと思いました。
かなり厳しめの内容になってしまいましたが、個人的な違和感は大切にしていきたいと思っていますし、その違和感から分かることもあると思っています。
この出会いに感謝したい限りです。
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