TV番組の「スクール革命」で、渋谷の未来について特集されていました。
そこで、インスタ映えのスポットはもちろんですが、施設が、クリエイターに対して、支援をしてくれるような内容になってくれていました。
具体的には、部屋をタダで貸し出す代わり(この部屋で生活をするのかは不明ですが、おそらく、そういった意図なのだと思います。その時のMCがそのようなニュアンスのことを話していたので)に、部屋に作品を提供するということでした。嬉しいと思う反面、部屋自体はかなり狭く、ここで生活するのは窮屈だなとは、正直思いました。作品を提供したら、部屋を出ていかなければならないのか?など、詳しいことは分かりません。しかも、部屋をタダで貸すためには、ある程度の実績がないと認められず、審査があるそうです。
そうなってくると、ちょっと話が変わってくるかなとは思いました。
また、クリエイターでないと使用できない施設のコーナーがあるとかで、番組内のレギュラーの方たちがガッカリしていました。
紹介の仕方はとても重要で、マイナスなイメージになってしまったのではとも、すこし思いました。個人的には、ずっと、美術関係、音楽関係など、アーティストの人たちに対して、もっと日本は支援をしなければならないと思っていました。
日本では、アーティストが行きにくい社会であって、人間らしく、自分らしくいるためには、表現をやめてはいけない。成功する・しない関係なく、表現できる場所を提供できないかと思っています。
部屋の提供の話では、ある程度実績がないといけないということは、どんな人でもチャンスがあるわけではなくなります。結局それは、お金がないとチャンスを与えてくれない(活動するためにはある程度のお金、時間が必要という意味です)、日本社会と変わりがありません。
表現するのに実績がいるのでしょうか。結局、話題作りということで作られたとしか思えないという気持ちになりました。
もちろん、ビジネスの考えは必要です。そして、その部屋をインスタで撮ってもらって、拡散してもらうということで、勝手に広告になるというのも、アイディアです。
個人的なアイディアとしては、アーティストとして活動している人にチャンスを与えてもらい、1ヶ月でその部屋のデザインが消されていくというルールはどうでしょうか。そして、その部屋を使用することもでき、また自由に観ることもできるということであれば、結構な人数のアーティストにチャンスが巡ってきます。
この部屋というのは、アトリエであればいいのではと思いました。もしかしたら、そうなのかもしれません。あとは、壁をぶち抜いて、2部屋分の広さにして、会議室として利用できる空間にするのはどうでしょうか。利用されてない時間はいつでも閲覧可能なギャラリーにするという形にする。
残念なのは、天井が低かった印象があるので、本当に窮屈だなと思いました。
いまいち、その施設のことをイマイチよく分かっていないので、間違っていたら、教えてください。
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