「5日間のファスティング」「ファスティング後の回復期」から、月日が経ちました。個人的な意見なども含めて、どうすることが、自分に合っているのかを模索しています。
ファスティングをして良かったことは、その記事にも書きましたが、気持ちが安定することです。食べ物によって気分の浮き沈み、苛立ちの気持ちがあり、ファスティング中は、静かな水面となっていました。プライベートでも、仕事でも、何があっても落ち着いて対処することができるという感覚を得ることができました。
理想は、食べるけど、この感覚、状態で保ちたいと思いました。
ファスティングをする際に、準備期間を設け、徐々に体を慣らしていったのですが、徐々に食べられるものが少なくなっていくため、今しか食べられないものを食べなけれならないという感覚になったのを覚えています。
その感覚は、ファスティングを過ぎた後に、飲み会や、年末年始を迎えると、せっかくだからと、食べないようにしていた食べ物を食べると、そこから、今しか食べれないと思って、たくさん食べなければならないという感覚になります。
「コレステロールを気にせずクッキーを食べたい人のための講義です」で紹介した、「もうどうにでもなれ」という現象ではなく、「今食べないと損」という感覚になります。
食べないと損した気分になるから、お腹空いてないのに、食べないといけないという頭になっているということが分かりました。
人間は、何かを得るよりも、損してしまう方がストレスがかかると聞いたことがあるので(その気持ちは、実験をしなくても分かります。)、健康的になって、効率的な時間を得るということよりも、今しか食べれないものを食べれない方が損ではないかという心理ではないかと、自分自身を分析しました。
何で、今しか食べれないと思うのかというと、明日からは、体に良い食べ物を食べようとしているからです。
食べられなくなるという感覚を、どうにか克服しないと、私が得ようとしているものは、永遠に手に入らない気がしてきました。
予算を決めて、その金額だけの食べ物を食べるようにするということも考えましたが、タダでもらった場合、このルールが崩壊するなと思いました。「タダなんだから!もったいない」と食べ続けてしまう自分が想像できます。いただいたものでも、金額で計算してみて、その分しか食べないというのもありかもとは思いました。
ですが、市販で売られている食べ物が、ほとんど食べることができないというのは、成分表を見ると分かります。仕方ありません。しかも、食べたからって幸せな気分になることもありません。罪悪感があるのなら、食べない方がマシなのですが、そうではなく、食べないと損という気持ちで、食べてしまう。
そもそも、私の目的は、健康的になって、残りの人生を効率的に生きていきたいからなので、食べてはいけないと思うものが、食べた方が体にいいものに変えられるのであれば、それがいちばん素晴らしいことではないかと思います。
なんかいい方法があれば、またご紹介します。
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