狭い空間の中で、生活しやすいように、さまざまな工夫をしていくことが、暮らしをデザインすることではないかと思っていますが、初めからの規格で、収納場所が限られている場合があります。
また、別で収納場所を設けないといけない、という事態にもなります。収納場所を別で設けることで、使い勝手がよく、暮らしやすくなるのであれば、いいのですが、生活空間が狭くなってしまうというデメリットがあります。
収納のことについて、いろいろ考えてしまいますが、そもそも、規格の収納場所もなければ、もっと広く使うことができるのにと思いませんか。
そこで思ったのは、規格の収納部分の扉を、柵状のデザインに変えてみるということです。
仕切りとしての役割にもなり、収納している荷物を目隠しする機能も担っています。柵状にすることによって、圧迫感が緩和されるので、人の目から見て、視覚的に空間が広く感じることができます。
実際の面積は広くなっていないのですが、視覚的に広くなっていることで、感覚的に広くなっていると錯覚することになります。
半分透けているようになるので、収納している部分も、整理整頓ができていないと、キレイに見えないので、柵状の扉にすることにより、隠していたモノが、隠れていないことになり、自然とキレイにしなければという意識が芽生えます。
本当に隠したいモノは、箱の中に入れて下さい。
整理整頓の方法は「等間隔の簡単収納ルール」をご覧ください。
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