インテリアの話です。
お部屋の色を気にしてしまって、雑貨屋さんに行ったときに「はっ!かわいいぃぃ」って思っても、買わずにいてしまうということはないでしょうか。
何かを選ぶときに、これなら今の部屋に合うかなっていう基準で考えてしまう。本当に気に入ったものなのに、買わずにいてしまう。
私は、気にして買えないタイプです。
私の部屋、家は、かなり寂しい感じです。もしかしたら、これが最近流行のミニマムな生活なのかもしれません。かの有名なスティーブ・ジョブズさんも、禅の精神で、シンプルな暮らしをしていたと聞いたことがあります。
ミニマムな生活が悪いと、非難しているワケではないので、先に断っておきます。
20代のときには、好きなものを買っていました。ゴチャゴチャとしたモノで溢れていました。なので、職場のデスクは、モノを置かないでスッキリとさせていました。そこから、あれもこれもと、私生活でも不要なモノと思ったら、捨てていました。
いま残っているのは、数着の服、ノートパソコン、iPad、本です。
そんな生活を過ごしていて、振り返って、いまの生活を客観的に見てみたら、
「つまらない人生だな」と思ったんです。
シンプルなのが個性なのですが、なんか、味気ないそう感じてしまいました。
もちろん、シンプルに過ごしていたのは、やりたいことがあって、その結果には一片の悔いなしもありません。これからの生涯も学び続ける人生になると思っています。
だけど、インテリアのことを考えて、いろいろな本や、雑誌を見たりしてから、自分の部屋を見ると、なんてつまらないんだろうと思ってしまったんです。
今でも、もちろん幸せなのですが、暮らしにもっと目を向けることで、もっと幸せになれるのではと思いました。いや、確信しているんです。
この確信は、私自身が、ずっと「犯罪」のことを調べていたことからなのですが、だから、気に入ったもの、本当に気に入ったモノを迷わずに買って、暮らしを豊かにすること、今の自分を買ったモノを見て、自分で今の自分を理解することが、自分のためになるということです。
もちろん、気にいるものがなければ、買う必要はありません。また、破産しては元も子もありません。身の丈に合ったモノを買うのは言うまでもありません。
もっと楽に考え、楽しんでいいということです。それが、人生になっていくということです。振り返ったときに、「詰まらない人生だな」なんて思わないと思うんです。
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