部屋の広さ、大小関係なく当てはまりますが、大きな部屋の場合は特に効果があるのではないかと思っています。
そもそも、ラグとカーペットの違いは、“ラグとは3畳未満の敷物のことを指し、カーペットは敷物全体のこと”を言うそうです(ラグとカーペットの違いは何?より)。
なので、カーペットを全体に敷いて、その上からラグを配置することもできます。
イラストレーターに慣れていなくて、絵としてはイマイチです。
また、この家にはシャワーとトイレが無いという欠陥があります。
玄関から入るときに、気分が上がるように、また、外に出かけるときにも気分が上がるように、色が強めのラグを配置しました。
緑色のラグがメインとして配置し、キッチンでも明るい気分になるようにピンクにして、ベッドスペース、その他の場所は、リラックスできるような配色にしてみました。
ボーダーのラグでは、瞑想や、ヨガをやったりできるスペースにもなります。ベッドの部分は、ラグに直接座ってベッドを背にすれば、読書もできます。
このラグを使うというのは、もともとベッドや、テーブルなどを設置している場合には、そこが、その用事を済ませる場所になっているので、範囲もなにも関係ないと思いますが、ただ広い場所があって、なんかもったいない、けど、あまりものを置きたくないというようなときに使えると思っています。
そんな悩みを持っている方は数少ないと思いますが、ラグの素晴らしいところは、場所を移動することができるので、気分で自由にカスタマイズができるということにあります。
間取りが決まっているお家が、ほとんどだと思いますが、広い空間になっていると、水場の位置はズラすことは難しいと思いますが、ベッドの位置を簡単に変えることができたり、棚を配置すれは、簡単に人の視界を遮ることができる場所をつくることができます。その状態に飽きたらば、棚を壁につけてしまえばいいということもできます。
空間を広く使いたいが、落ち着きのある場所が欲しいというときに、特定の場所という意味あいで、ラグを使用することによって、特定の居場所がつくられ、そわそわとしていた心も落ち着くことができます。
ラグを使用することによって、お部屋の床に範囲が生まれ、空間が仕切られることになります。
壁をつけたワケでもないのに、床が視覚的に仕切られ方になっているだけなのですが、その効果によって、特定の場所が作られるということになります。
部屋をデザインするということは、住んでいる人は、一生同じ性格であるとは限りません。人間は変わるのに、部屋が自由に変えられないのは、かなり窮屈になると個人的には思います。
自由にカスタマイズできる家具を選択するというのも、重要な判断ではないかと思っています。
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