世界中で、ストローを排除しようという運動が広がりましたが、日本では、空前のタピオカミルクティーブームという逆境におります。
どうか、全てのタピオカミルクティー屋さんで、環境に優しい素材で提供するコップとストローで販売してくれないかと、本気で思っています。そして、その活動を通して、環境に優しいことを若い方たちにも、意識が広がって欲しいと思います(これは、台湾の本社に言わないとダメかもしれないですね)。
このストローの原料である、プラスチックですが、WWFの情報によると、人が1週間でクレジットカードくらいの量を摂取しているのだそうです。
人は平均すると毎年100,000粒のプラスチックの小さなかけらを摂取しています。重量にすると、1週間で5g、1カ月で21g、1年で250gとなります。
プラスチックが人体に与える影響は、まだ解明されていないそうなのですが、個人的には、今すぐにでも、摂取をやめたいと願ってしまいます。
海洋に投棄されたプラスチックゴミはやがて微細なマイクロプラスチックとなり、食物連鎖を通じて多くの生物に取り込まれています
魚介を食べることで、結果、人間の体内にプラスチックが、入り込んでくるということであると考えられます。
日本は、プラスチック生産量が世界3位であることを知りませんでした。この日本が、何とかしたら、かなり海を汚すスピードが遅くなると思われます。
日本がやらなければならない課題としては、ハッキリとしています。
プラスチックごみの問題を解決するために必要なことの基本は、いわゆる3Rです。
- リデュース(Reduce)=出すごみの総量を減らすこと
- リユース(Reuse)=再利用すること
- リサイクル(Recycle)=再生産に回すこと
これを徹底することが、海に流入するプラスチックを減らすことにつながります。
とりわけ、プラスチック生産量の多い日本の場合、重要となるのは生産・使用を「リデュース=減らすこと」。
特に、日本でも廃プラの約半分を占める「使い捨て用が中心の容器包装等のプラスチック」(※20)を減らすことで、最も効果的なリデュース推進が可能となります。
難しいことは、プラスチックのものを選択しなくなった場合、個人から廃棄されるゴミは減らせるかもしれませんが、いっときの廃棄物も増えてしまうことが考えられます。
ですが、買わないということで、主張をすることができ、このままでは支持されないのだと、企業に分かってもらうことができます。
環境のために選択をすることは、自分のためであるので、ご自身の行動を見直すきっかけにもなってもらえたらと思います。
今、WWFでは、1,000,000件の署名を目指して活動をされています。
Help us convince governments to sign a global legally binding agreement to end plastic pollution.
(プラスチック汚染を終わらせるために世界的に法的拘束力のある協定に署名するよう政府に納得させてください。訳:Google)
賛同したいという方は、ぜひ署名をしてみて下さい。
私は、なるべくプラスチック製品の商品を、購入するのを避けてみる生活をするのもいいなと思いました。
<参考サイト>
世界基準からズレた日本の「プラごみリサイクル率84%」の実態
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