イタリアは、ピザではなく、ピッツァになりまして、発音を治されます。
安くて、早くて、無駄な味がなく、焼かれたところが美味しい、シンプルな料理なので、いたるところにピッツァ屋さんがあります。
もしかしたら、毎日ピッツァを食べている方もいても、おかしくありません。
アメリカだと、家でゲームをしながら、仕事をしながら、宅配のピザを頼むというシーンをよく、映画や、ドラマで見かけますが、イタリアだと、普通に食事の文化としてあるので、ジャンクフードを食べているという感覚は、全くないのではないかとも思います。
私たちが、卵かけご飯を食べるのと同じように、プレーン生地にチーズがトッピングされたピッツァを食べているのではないかとも思います(家庭料理という感覚で考えると、パスタの方が近いかもしれません)。
この日は、ホストファミリーが、少し遠出をして、友人に会いに行くということで、一緒について行きました。帰りにご飯でも食べようということで、美味しいピッツァ屋さんに行くことになり、中心街からかなり離れた場所にある、車でないと行けない場所へ食べに来ました。
コーラを飲んだのだと記憶しています。このピッツァは、キノコのピッツァだったと思います。美味しかったですが、全部食べ切れなかったと記憶しています。
イタリア人は、本当にたくさんの量を食べるので、体の構造が違うのだと、思わずにはいられません。そして、よく喋るのですが、しっかりと食べながらなので、いつの間にか、もう料理がなくなっているような状況をよく目の当たりにしてきました。
文化の違いを感じまくっており、そして、ついていけませんでした。ちょっとした生命の危機のような状態も、感じたことがあります。消化不良で、語学学校に行けなくなった日が1日ありましたので、私は、日本人なんだなと、痛感いたしました。
美味しいんですけど、ずっとこの生活はできないという感じです。日本料理を食べたいと思っても、中国人が営むお寿司屋さんだったり、和食を作るキットが少なく、あっても高いので、生活していくには、私は和食が必要であると、確信したくらいでした。
納豆ご飯なんて、贅沢な食べ物なのかもしれないと、大事にいただくことができます。それは幸せなことであると、気付かせてくれる機会となりました。色々なことに感謝が止まりませんでした。
また、外国に行くたびに学びが待っていると思うと、行かなきゃ損だと、いつも思います。海外に行ったことがない方は、是非行ってみて欲しいと強く思います。
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