13:30から開店するヴィーガン料理が食べれるレストランが、イタリアにありました。いったことのあるイタリアはレッジョ・エミリアしかないので、中心街の少し外れにあります。
上のメイン料理は、ミドリの野菜ペースト(バジルではなかったような気がします)、グリーンピースも和えてあります。パスタの種類が、貝の形をしているタイプなのですが、こんなにミドリ色の中にあると、どうしてもダンゴムシに見えてしまう自分がいます。
味は、自然の味を生かしていて、濃くない味付けでしたので、毎日でも来たいと思ったほどです。ですが、量が多いです。女性が多めのお店のようですが、男性分くらいの量があります。
コップのデザインもこだわりが見えまして、カフェ・マキアートも美味しかったです。
定員さんは、男性が1人、そして帰ろうと思った時に、このお店のシェフがいました。
こちらの記事「レッジョ・エミリアの保育園は、建築から美にこだわって造られている(インタビュー・レポート)」で、インタビューに応じてくれたペタゴジスタの方と、同じような見た目だったことを覚えています。
なんと表現したらいいのか難しいのですが、トムクルーズが主演している『マイノリティ・リポート』に出てくる、確か未来が見える3人の女性が溜まった水に浸っていて、その3人の女性の見た目が、坊主だったんですが、その雰囲気に似ています(アガサという名前の方がいたと記憶しています。私の記憶はあてにならないので、スミマセン)。
自然食ばかり口にしているからなのか、とても無垢な印象で、私が出会ったペタゴジスタの女性と、レストランのシェフも、坊主でした。
そんな女性が作る料理だから、自然な味が生かされ、最低限の味付けだったのだと納得がいくシェフの見た目でした。
レストランの内装もこだわりがありますので、ご紹介します。
はじめから、グラスがセッティングされていまして、ワイングラスも用意されているので、ワインを昼から飲むのが一般的なのかもしれません。私は飲みませんでしたが。
レトロなアイテムがあることで、懐かしい雰囲気がありますが、清潔で、整頓された配置があるのと、シンプルだけど癖のあるライト、写真が飾られている(写真のイベントが街中で開かれていた時期なので、その作品なのかもしれません)ので、洗練された空間となっています。
本があまりあると、光があまり入らなくなるからなのか、ぎちぎちにモノを配置していないのかもしれません。レトロなモノが多いので、こだわりが見えます。
窓際にも、カウンター式の席がありまして、おひとり様などが、そちらに座るようです。
今、外にも席があるのだと、気がつきました。
ここは、お手洗いになります。
鏡が、大小様々な形、配置で構成され、固定概念を覆してくれます。
また、ちょっと面白いのが、スカーフが既にかかっているというインテリアです(カバンは私物です)。
誰か、忘れたの?とは、一切思いませんでした。これは、インテリアです。
誰かが住んでいるような印象にもしてくれるので、レストランというよりも、家にお邪魔したというような、おもてなしの気持ちが伝わってきます。
こだわりのあるお店は、また来たくなります。
今日は、何が食べられるのか?というワクワクと、懐かしさ、センスの光るインテリアも、充実感を与えてくれます。そんなお店が、日本にもあったらなと思ってしまいました。
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