「来年の目標とか言っている時点で、今やるべきことができていない」からの続きで、『「ダラダラ癖」から抜け出すための10の法則―集中力を最高にする時間管理のテクニック (BEST OF BUSINESS)』の本から、独断で気になったことをあげていくシリーズとなっています。
予定を立てる際に犯しやすい誤りは、1日の時間を1分も余さず配分してしまうことである。これは必ず失敗する。(p.123)
みなさまも、やりたいこと、今日中にやっておきたいことがあった時に、Appleカレンダーなどに、パズルのようにギッシリを敷き詰めた経験はないだろうか。この本でも書いてあるが、1日の時間を完全にコントロールすことは、滅多にできないと言っている。
私は、やりたいことを仕事の後に入れると大変なことになってしまい、しかも、予定通りになんて全然できないという現実が、ストレスになっていました。
この本では、不測の事態を見込んで余裕を持たせるということが、重要であるとしている。仕事であれば、仕事上のスケジュールで予定を組んでおき、その通りに進もうとすると、思わぬトラブルや、電話ラッシュがやってくることがある。その予定を予測して入れることは難しい話なので、予定を組む際に余裕を持たせるということが、この打開策として提案されています。
情報を完全に伝えるためには、その前に、自分は一体何を言いたいのかということは、はっきりさせなければならない。情報伝達がうまくいかない最大の原因は、自分が何を言っているのかをわかっていないことである。(p.168)
この内容も、当たり前のことだが、何を言いたのかということは、伝えたいことを自分で理解をして、整理されていないと、言葉で出てきたものは、自分でも意味が分からないことになっていたという経験はないでしょうか。流石に、いい大人になると、整理できていないことを話したくなくなり、むしろ、この整理する時間が長くなってしまうという別の問題が出てきている今日この頃です。
仕事が詰まってしまうと余計に、このまとめなければならないことが、後回しになってしまうので、スピーディーな対応ができないと、ストレスを感じています。それは、また別の話になるので、この話題は置いておいて、先の話に続きます。
引き伸ばし癖を直すには、自分が引き延ばし屋である事実をまず認めることである。その認識があれば、そうなっている理由を突き止めることができる。仕事の引き伸ばしは癖になる。
引き伸ばしはさらに引き伸ばしを生む。自分の習慣を分析し、自分が引き延ばそうとしていることを残らず列挙してみる。あとでやる癖を今やる癖に変えることである。(p.177)
こちらの内容としては、個人的に思うことがある。現在抱えている仕事がむしろ押していて、パンパンな場合に、なる早でやらなければならないことが、立て続けに来てしまうと、抱えていた案件を置いて、その案件をすることが、本当に正解なのかどうかいつも思ってしまう。
私でなければ対応することができないこともあるので、それが積み重なっていってしまうと、余裕がなくなってしまい、でも家庭もあるから定時で上がらなければならない。もう、これは、他の人に仕事をお願いすることを考えた方かいいということになる。
でもその他の人も同じような状態だと、対応ができない案件が溜まっていくことになる。これもストレスである。
こっちだって、引き伸ばしたくて引き伸ばしているのではないので、ずっと気になってはいるが、全然対応できないという時はどうしたらいいのだろうか。本当に助けて欲しい。
引き伸ばしについては、次にまた続きます。
誰もが引き伸ばし癖に悩んでいる。仕事の引き伸ばしは、計画をだいなしにし、夢の実現を阻み、時間を浪費させる最大の原因である。(p.190)
人間の身体は一度休息すると休息しつづける傾向があるという。(p.191)
引き伸ばしの例としては、やるべき時に、机の整理をしたりというような状態なので、そんなことは、ただの怠けだと思ってしまっています。
休息すると休息しつづける傾向があるというのは、前回の記事で、休まないで続けて行動をする方が、楽ということをボヤキましたが、この話は、同じことを言っているので、賛成と思いました。
先延ばしにするということについての解決策としては、先のページに載っておりましたので、それはまた次回にしたいと思います。
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