「アトリエは、ある程度の広さも必要である」の続きとなり、nido guastallaのお食事の様子になります。
この日は、お外でお食事をとっているクラスがありました。
メニューは、ジェノベーゼパスタです。
この食事の際に、テーブルクロスだの、お水の準備だのは、準備ができる子どもがお手伝いをするというのが、日常になっています。
子どもたちは、家庭でマンマが、ごはんをよそってくれているのを、待っているかのように心待ちにしている様子です。
イタリアでは、一度に用意をした料理を一度のタイミングで出されません。場所もないというのもあるかもしれませんが、その料理に集中することができ、ごはんを提供する方も、食べてもらっている間に準備ができるという利点もあります。おそらくは、全て美しく見せたいというのが、文化としてあるからではないでしょうか。
皿がたくさん必要になることは間違いありません。
パスタを先に提供するという理由が今だによくわかっていません。
みんなが、みんな外で食事をとっているわけではありませんが、こうやって外で食べる日もあるということです。外は日陰であればとっても気持ちがいいので、みんな食べたらいいのにと思うほどです。
イタリアに限らず、日本の保育園もです。
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