前回、私が今やりたいと思っていることに対して、全然うまくいかなかったので、原因を洗い出し、ケリー・マクゴニガル氏の『スタンフォードの自分を変えるヨガ教室 DVD付き』からヒントをもらいながら、インプットしたことを、具体的に行動に移すために、次どうしたらいいかを探っています。
この本からすると、意志力というのは使い果たしてしまうらしいです。
この意志力というのは、普段の習慣とは別で、自分の意志で行動をするという力のことで、この意志力というのは、時間が経つと衰えていくという性質があるのだそうです。
要するに、ずっと意志を持ち続けるというのは、不可能ということなのかもしれないです。
じゃぁどうしたらいいのか?
この意志力は鍛えることができるということのようですが、簡単に言うと、意志によって行動することを習慣化させて、疲れない程度になったら、また少し上の目標を立てて、それを習慣にして、と言う具合でステップアップしていく。そうすることで目標を達成していくという作戦です。
脳は、やっていることに対して、苦痛を感じてしまうとやりたくなくなってしまうので、苦痛にならない程度のことから始めていくということが、自分にとっても自然に目標に達成することができるということです。
ケリー氏は、“疲れ”を理由にして、やらなければならないことを先延ばしにしてしまうことがあるが、意志力を鍛えていくことで、もうひと踏ん張りすることができるとも述べています。
まさに、私は、仕事で疲れてしまって、家事をすることなく、また全て終わったら、開放感からか、ピザを頼んでコーラまで飲みました。
限りある意志力の使い所をコントロールすることができれば、うまく生きていけるような気がしてきました。
長い目標がある時には、習慣化させる努力をして、意志力をなるべく使わないようにし、体が疲れているときこそ、意志力を使うということが、ストレスフルかもしれません。
苦労をして頑張って来たということは、この意志力を使っているということだと思いますが、おそらくは、他のことを代償にして来たこともあると思うので、それが本当に幸せなのか?と思うと、この意志力というのは、人生においては、とても重要なポイントではないかと思ってなりません。
この話だけ聞くと、人生は厳しいものだと思っていたことが、少し簡単にすることができることが分かり、でも、堅実に真面目に生きなければならないんだと思うと、そんな人生は楽しくないのではないかと思う人もいるのではないでしょうか。少なくとも、私はそう思っています。
ケリー氏は、この本では言っていませんが、YouTubeにある動画を発見しました。
「どうにでもなれ効果」は、どうせ変わらないんだ、ドーナッツを1つ食べれば、2つ、3つ食べるのも一緒だという考えになってしまうというものです。これは罪悪感から生まれる考えで、完璧主義の人には陥りやすい傾向であるようです。
もし、付き合いや、食べたいと思った時には、食べて、「自分に厳しくなりすぎないで、だって人間なんだから」という言葉を自分にかけてあげるだけで、自分を許すことで、どうにでもなれ効果がなくなるのだそうです。
アメとムチをうまくコントロールすることで、人生を楽しみながら、目標を達成することができるなら、是非ともやってみなければならない。
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