花粉だったり、インフルエンザだったり、全ては免疫をあげればいい!みたいな話しが、定着しつつありますが、本当にそうであれば、とてもシンプルな話しになるので、ありがたいとさえ思います。
免疫というのは、腸に関係しているということで、腸関係の本を探したら、『「腸にいいこと」だけをやりなさい!』に出会いました。
自分の体の中の”時を刻む音”に耳を澄ませながら、「腸のよろこぶ生活リズム」をつくっていくようにして下さい
というアドバイスが紹介されていました。
具体的な内容は、以下の通りです。
1.起床後、コップ1杯の水を飲む
2.朝は深呼吸と軽い体操を
3.朝食と昼食は4〜6時間空ける
4.炭水化物を食べるなら精製されていない玄米、穀物米などを朝食時に
5.間食は腸を疲れさせる
6.運動をするなら夕方がベスト
7.夜食は「寿命を縮める」と心得よう
8.夜は強い光を浴びないようにする
著者、藤田紘一郎氏によると、腸にはリズムがあって、そのリズムに従って生活をしていればいいんです!っていう話しになります。
朝食と昼食の間を4〜6時間空けるというのは、例えば、昼休みが12時からだとすると、6時〜8時の間に食べなければならないということになります。
難しいという人もいるのではないでしょうか。
また、これを考えると、イタリア人は、朝ごはんを食べて、そのあと昼ごはんの前に10時ごろにちょっとしたスナックを食べたりします。昼食べて、そのあと、アペリティーボという夕ご飯の前に、腹ごしらえをして、夕ご飯のあとは地域によっては、甘いパンを食べているイタリア人の腸内環境は壊滅的かもしれません。
どうして、この時間を空けなければならないのかという理由もあります。
食事を摂取する時には、前に食べたものが完全に胃で消化されてから摂ることが鉄則であり、これは、「間食は腸を疲れさせる」と関係しているが、消化をして、そのあと腸にいくが、それが、休む暇もなく送り続けることになると、腸が疲れてしまい、結果、外身の人間自身(腸も人間を形成する一部ですが)にも、疲れた状態になってしまうという仕組みなのだそうです。
そして、なるべく、同じ時間帯に、同じ生活をすること、腸はとても真面目なのだそうで、サイクルが決まっていることで、腸のサイクルも決まるのだそうです。イレギュラーなことが嫌いなのだそうで、だから、急に食べ放題などで、たくさんのごはんを食べると、腸がびっくりをして処理をしきれずに、お腹を下すという結果になるのかもしれません。
腸は公務員だと思った方がいいかもしれませんね。
判断ができないものは、処理ができない、そして、規則正しい生活が好きということですね。そうなると、公務員の方々は、健康なのかもしれないなとも思ってしまいました。
これで、公務員の人が健康ではなかったら、ストレスかもしれませんね。
※朝の軽い運動は、ラジオ体操くらいだそうです。本当に公務員ですね。
腸は公務員だという頭があると、付き合いやすいのではないでしょうか。
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<引用著書>