人間には、逆らうことができない、食欲、性欲、睡眠欲の3つの欲があると、誰もが一度は聞いたことがあると思います。
その中でも、睡眠欲というものは、しっかりと取らなければ、教養も何もないと『人生にとって意味のある勉強法 (PHP新書)』の著者、影山氏は述べています。
睡眠不足になれは、それこそ昼間は頭がぼーっとします。
そんな状態では、好奇心を発揮するのは難しい。
好奇心は観察を、そして気づきを促します。
気づきがなけれは学習は、成り立ちません。
なぜなら、学習の本質とは「違いに気づくこと」だからです。
最近の教育では、誰かと誰かを比べるということは、いけないことであるとされている傾向にありますが、同じ人間はいないのが当たり前であり、むしろ、違いだらけであり、その違いから、自分はこうである!と、気がつくことができると思っています。
そして、何よりも、違いがあるということは、悪いことではないということの方が大事である。むしろ、良い、悪いではなく、価値観の違いがここでは出てくると思います。その違いを話し合うことは、むしろ学びを深めることができる行為であると思っています。
そこから、人間だけではなく、モノに対しても違いに対して追求していく。それは、自然な行為であり、それが学びを深める行為、原動力であるというのは、個人的にも同感である。
そして、この違いに気がつくためには、健康な体が大事であるということが前提になるのですから、睡眠を取っていることで、頭が健全に周り、物事の違いに対して気がつくことができる、つまり、学習することができるということになるのです。