努力と根性だけでは生きていけない

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日本文化とも言える、スポ根アニメでは「努力と根性が命!」というのが当たり前の世界ですが、現代の日本では(実は当時もそうであったに違いないのですが)、それだけでは生きていくことはできません。

著者、影山氏の『人生にとって意味のある勉強法 (PHP新書)』の紹介を、いくつかに分けて行っており、「自分の価値観が確立しないと、生き方も確立しない」の続きになります。

日本は、1時間当たりの労働生産性は41.6ドルで、OECD加盟国34か国のうち19位とされており、アメリカでは、60.2ドルを大きく下回っているという状況であり、これはつまり、日本人は、ほかの国に比べても、より長く働いているのにも関わらず、時間単位の生産性は低いという結果が出ており、極めて非効率な働き方をしていることになります。

この意識は、個人的な予想ですが、バブル時代に、働けば働いだだけの賃金を稼ぐことができたからではないでしょうか。そして現在の職場では、そのバブル時代の上司がいるのであれば、その時の習慣がそのまま生きてしまい、早く終わらそうと思えば、すぐに終わるような内容も、時間をかけてしまったり、時間をかけないで終わらせるという努力をしないということではないだろうかと思っている。

しかも、上司よりも先に帰宅してはいけない、というような空気感もある。上司がそんな風に働いているならば、部下もそうなってしまう可能性はとても大きく、その働き方が引き継がれているとなると、この働き方に対して、働き方改革をして欲しいと切に思います。

影山氏は、このような事態に対して、次のように述べています。

本来であれば「要領よく働く」ことを、めざさなくてはならないのです。

ところが日本では、いまだに、長時間働く人を評価する会社が少なくありません。

「あいつは毎日、夜遅くまで頑張っていて偉いな!」というわけです。

私に言わせれば、こんな考えはアホの極みです。

アホの極みという言葉を初めて見ましたが、全く同感です。

影山氏は、学校の教育にて「努力と根性」を、子どもに押し付けてきたからだと述べています。

おそらく、努力しなければならないですし、根性を見せなければならないこともあると思います。ですが、努力や、根性の方向性が間違えていると思うのです。

どうすれば、効率よく仕事を終わらせることができるのかということを、考えるのは、努力が必要です。また、成し遂げたいと思った時に、面倒だなと思っても、根性で乗り越えなければならないタイミングもあると思います。

また、個人的には、教育が悪いと言ってしまえば、それまでとなりますが、その教育が間違っていると判断ができるための教養、知識を習得することの方が重要であるとも思います。

作成者: Tangoo

どうして人は罪を犯してしまうのか、その原因を知るために、本を読んだり、旅に出て、見たり聞いたり、人に合ったりしています。そこで、学んだこと、知ったことをブログにしています。

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