イタリアにある建物も、石畳の床、色合いなどの一体感があり、バランスのセンスが、個人的には心地よく、見ているだけで癒される思いになるので、それを見に行くだけでも、価値があると思っています。
その芸術的な景色の一部である石畳みを見ているときに、アリが歩いているのを発見しました。
よく見てみると、石畳みのガタガタしている部分ではなく、歩きやすくなっている隙間の部分を歩いており、おそらく、そこでないと歩けない状態なのかもしれません。
また、よく見ると、アリの頭の部分が赤くなっている種類のようで、日本では、少なくとも、私の地域では見たことがありません。
そして、サイズ感は、とても小さく、3頭身のようで、アニメのようなバランス感覚でした。
この種類のアリが、イタリアのスタンダードであれば、もしかしたら、イタリアの子どもたちや、大人も、「アリを描いて、色も教えて下さい」って言ったら、このアリになるのかもしれません。
ちょっと試してみたい気もします。
このときは何も考えていませんでしたが、こうやって見返してみると、毒を持っているアリではないことを、ただ祈ります。
こんなに小さいので、ズボンの裾にでも入ったら、気づきません。
そうやって家に持ち込み、噛まれたり、刺されたりして感染して行く。
最悪なのは、日本に持ち込んでしまうという危険もある。
そう考えると、どこに、危険が潜んでいるか分からないので、どこにも安全、安心はないと、思ってしまいました。
それに加え、こんな写真を撮っている姿を見たイタリア人は、変に思っていたに違いありません。