その子にピッタリの学習方法を見つけ出すのが教育者、保護者の務めである

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写真:原宿のギャラリーにあるスタンバイ椅子

保護者、教育者がしなければならない務めを考えると、子どもに対して最高のタイミングで、アドバイスをすることではないだろうか。

そのタイミングは、常にその子を見守っていなければならない。

その子が今、何を学んでいるのか、何をしているのか、どのような思考なのかを見ている必要があると思っている。

子どもは放っておいても育つというが、それは、勘違いであると思っている。

放置していても、構いすぎてもいけない。一定の距離を保って見守ることが教育であると思っている。

 

今、何に興味があるのか、どうしてそれに興味があるのか、分からなくても、答えが出なくても、事実を知っておくべきであると思う。

その事実の積み重ね、経験が、その子を育てているのだから。

 

無理に何かを奨め(習い事など)、それが、実は、親が叶えたかった夢だったことだってある。親が熱心になれば、子どもは大好きな人に喜んで欲しいと、最善を尽くす。

その子にとって、その機会がプラスに働くのも、働かないのも、親のさじ加減だとも思っている。

 

何かを考えることは、何かに出会わなければならない。

出会い、また、他のことに出会うと、比較対象ができ、違いを見出すことができる。そのきっかけとして、親が好きなこと(夢)を出会わせることは賛成である。

だが、その子の様子を見守る必要があり、夢中になれるのならば、多くのことを学んでいる最中であると思われるので、その子にとっても、ためになる出会いとして安心していられるのではないかと思われる。

習い事をしていて、辞めるきっかけの場面で、子どもとしっかりと話し合わなければならないというのも事実である。

 

辞める理由が、経済的なときは、機会があれば再開すれば良いが、人間関係や、つまらないというときがある。その子を常に見守っていれば、深く、具体的な内容を話すことができると思うが、子どもが習い事をしている時に、例えばスマホをいじっていたり、他のことで理解できなかったなどで、その子の現状を理解していないのであれば、せっかくの芽も潰れてしまう。

その子がぶち当たっている壁について、話し合えたら、どれだけ人間として成長できる機会となるだろうか。またそれが、絶好のタイミングであれば、もっと伸びしろが伸びるということである。

 

子どもにとって、本当に夢中になれることは、探し続けながら、ものの考え方、乗り越え方を子どもの頃から大人と向き合っていたら、今後の人生に怖いものはないと考えることができる。

夢中であれば、失敗をしても、挫折することなく、ずっと取り組むことができる。心が強く、生きていける力を自然に身につけることができるというわけです。

子どもにとって、どんな大学に行く、どんな人生を進むのかは、その時にに考えればよいと思わないだろうか。今目の前のことを真剣に取り組めなくて、未来を真剣に取り組めるだろうか。どうしてもそこが疑問でならない。

 

まずは、自分自身としっかりと向き合うことができる力をつけることが、どんなに大切なことなのかと、常に思う。

 

その機会や、タイミング、環境を用意するのは、保護者、教育者の務めである。

そして、単なる願望、昔の可愛かった子どもの姿、理想像だけで、判断してはならない。いつだって、“今”が大事なのだから、常に見守っていることが大前提ということを、今回は声を大にして言いたい!

ただの押し付けであり、その子の個性を潰しているに過ぎない。

 

ひとつの事に取り組んでいる中で、困難にぶち当たった時に、様々な解決方法を用意する事、提案する事は、教育の中では重要な役目ではないかと思っている。

その子にとって、優し過ぎない、難し過ぎない状態(優し過ぎると刺激がなく、難し過ぎると考える事が嫌になってしまうため失望してしまうため)の壁を用意する、それを解決する答えではなく、方法を共に考えるという事が、楽しみながら、達成感を味わいながら、それに対して取り組む事ができるのではないだろうか。

それには、一定の距離を保ちながら見守る事が最善の教育であると、個人的には思っている。

 

※この一定の距離とは、大人の距離が近過ぎると、その子自身が自ら学ぶ力が育たないため、近づき過ぎず、離れ過ぎずという距離のことを表現しています。

 

註:『テレビゲーム教育論―ママ!ジャマしないでよ勉強してるんだから』マーク・プレンスキー 東京電機大学出版局 2007-07-01

作成者: Tangoo

どうして人は罪を犯してしまうのか、その原因を知るために、本を読んだり、旅に出て、見たり聞いたり、人に合ったりしています。そこで、学んだこと、知ったことをブログにしています。

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