母親は、いつまでも子どもの味方であって欲しい

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写真:飯田橋

乳幼児期では、子どもに対する母親の否定的な感情は、子どもの問題行動傾向に促されて、深化してしまうのだそうだ。

この母親の行動は、親の子どもに対する愛着感の欠如という問題ではなく、子どもに対しての接し方の問題となる。

 

否定的な態度は、場合によっては、虐待と判断される可能性もある。

子どもに対して、非行にならないのは、愛着感があればいいと、思っていたが、否定的な愛着感は、子どもに対して悪影響となってしまうということになる。

 

もし、この状態になってしまったら、母親の否定的感情→子どもの問題行動→さらに加速して母親が否定的感情→子どもの問題行動悪化という、悪循環となってしまう。

 

だが、10歳以降、思春期では、母親から影響を受けて、子どもが問題行動を起こすことは低下するのだそうだ。

10歳からは、家庭ではなく、外の社会である、友人関係へとシフトしていくとうことが、伺える。

 

自分の居場所を求めて、家庭に居場所がなければ、外へ求める。

自分の心地よい居場所を見つけるというのは、本能ではないだろうか。

その場所は、大抵は、家庭であるのだが、そうではないというだけだ。

 

だが、外で居場所がなかったら、どうなってしまうのか?

考えたくないのだが、帰ってくる家があるというだけで、それだけで、心が安定し、そして、いつでも味方でいてくれる人がいる。

この安らぎがあることで、人間は、人間として、生きていけるのではないだろうか。

 

 

思春期の問題行動については、また次の機会で。

 

註:『少年非行の行動科学―学際的アプローチと実践への応用』小林 寿一 北大路書房 2008-05

作成者: Tangoo

どうして人は罪を犯してしまうのか、その原因を知るために、本を読んだり、旅に出て、見たり聞いたり、人に合ったりしています。そこで、学んだこと、知ったことをブログにしています。

4件のコメント

  1. コメントいただき、ありがとうございます。もし、よろしければですが、Dear My Blogさまは、20年ロンドンに住まれているということを拝見いたしました。そこで、ロンドンでの教育というのは、どのようなものなのか、教えていただけませんでしょうか。私の知っているイギリスは、定年になっても、子どもと同居することなく自立をして生活をしているということです。若いうちから家を購入するなども聞いたことがあります。この情報が、今でもそうなのか、正しい情報なのか分かりませんが、Dear My Blogさまが知っている、身の回りのリアルな情報を教えてもらえると、幸いです。お子様がいらっしゃるということを拝見しましたので、お時間があるとき、思い出していただいたとき、気が向いたらで結構でございますので、リアルな話ほど、貴重な情報なので、私はいつまでも待っております。文化が異なることで、どのような違いがあるのか、興味があります。Dear My Blogさまのブログもお邪魔させていただきます。私のことリクエストを、ブログに書いていただければと思っております。是非お願いします。

      1. 早々のお返事をいただき、ありがとうございます。そう言っていただけて、嬉しい限りです。首を長くして、お待ちしております。

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