昔ながらのフィレンツェの街を守り続ける居酒屋の店主

生ハムを切りながら(生ハムを)知り尽くしてこそ美しく切れる。血管に沿って切るんだ。肉や脂の場所によって力の入れ方も違う」

市場でナスを選びながら「見た目が悪い方が、美味しいんだ」

イタリアのフィレンツェにある「Hosteria del Bricco」という居酒屋を営むダニエレさんの言葉です。NHK番組「世界入りにくい居酒屋」で放送されたもので、イタリアの美しさがそのまま残っている謎を解くヒントになったので、ご紹介します。

お店は、昔ながらのフィレンツェを守り続けることを大切にしています。そんな店内は、400年以上前の馬小屋の跡地を改装、地元の芸術家たちの絵が飾ってあり、地元の食材を使った芸術的で、美しい手料理に、300本種類のワインから選んだり、これらを店主が自らこなしています。どの料理もワインも、地元の方で毎晩賑わい、その腕を信頼され、愛されているのが伝わってきます。

仕事に対しては、以前に漫画を出版していたこともあり、もともと芸術的なところがあるだけではなく、ご自身の出立ちに対しても美しさが滲み出ています。食材の買い出しからスマートにジャケットを羽織り、いつでも美しい出で立ちで、彼自体がアートのように存在しています。

イタリアは、1980年代に世界遺産に登録されてから、観光客が急増したことで、観光客相手にするお店も増えたことで、街の暮らしが変わったのだそうです。この時代の変化を迎え、ダニエレさんは、

「フィレンツェの町を大切に思う地元の人たちと、絆が繋がり、その結果、伝統を守り続けて行ける、この町の一部になりたい。」

と言っていました。このような方によって、イタリアのフィレンツェの伝統が守られ、今でも美しいフィレンツェであり続けているのだと思いました。

参照:NHK番組 世界入りにくい居酒屋 「イタリア フィレンツェ」

作成者: Tangoo

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