育児のやさしさは、根気よく話合うこと

お子さまの育児、教育を家庭で行う場合、ご自身に余裕がない、またはご自身が子どもの頃に親から受けた方法と同じように行っていませんでしょうか。

教育の形に正解はないと個人的には思っていますが、もし正解のようなものがあるなら知りたいと思うのは私だけでしょうか。

心理学者のアドラー氏は次のように育児を考えています。

アドラーの心理学の育児は、賞を用いることで適切な行動をさせようとする甘やかしの育成でも、不適切な行動を許容する放任育児でもありません。

 先に今の中学生は力で押さえつけるか、おだてるしかない、といった中学校の先生に言及しました。アドラー心理学はいずれの方法にも反対します。

 そうではなくて、力で押さえず根気よく話し合います。優しいというのはこういう意味です。他方、課題を分離し、自力で課題に立ち向かえるのであれば不必要な介入はしないという意味できっぱりと接するのです。

アドラー心理学入門』岸見一郎 (著) p.82

それが根気よく話合えるのであれば、はじめからやってますよ!と思った方や、こんな考えにも至らなかった方もいるかもしれません。

子ども素直で正直(表に出てくる行動と発言は異なることはあるかもしれませんが)なので、大人が困ってしまう質問を投げかけられると、逃げてしまう、誤魔化してしまう大人もいると思います。子どもと向き合うということは、ご自身とも向き合っていることだとも、個人的には思います。言葉で表現することが難しいことや、子どもにはまだ分からないだろうと思うこともあると思いますが、子どもと向き合うということは、理解できるように説明をすることであったり、気が済むまで話をすることではないかとも思います。

時間に余裕がないと向き合えないと思いますが、子どもと一緒にいられる時間の方が短いと思ったら、この大事な時間に投資ができるのではないかとも思います。

お金にはならないかもしれませんが、お互いにとっての大切な時間として、設けてみてはいかがでしょうか。気がついたら、自分で課題を解決できるようになっているかもしれません。考える力は、考える癖や、考える時のコツも必要になるので、それを自然と大人と話すことで身につけることができるのではないかとも思います。

今の学校ではどのように教育がされているのか分かりませんが、生きる力をつけるには、課題を見つけて、課題を解決する力が求められていることは確かなので、親子でその力をつけられるならば、お子さまのために取り組むことが最善ではないかとも考えられます。

作成者: Tangoo

どうして人は罪を犯してしまうのか、その原因を知るために、本を読んだり、旅に出て、見たり聞いたり、人に合ったりしています。そこで、学んだこと、知ったことをブログにしています。

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