母親の呪縛から解放されるために下着を盗んでしまう

下着ドロボーをする人の心理は、人それぞれあると思いますが、未成年の15歳男子の一例が紹介されていました。

Aはそのほかに非行歴はなく、警察に捕まったのも初めてである。性非行は性衝動の問題として考えがちであるが、この事件のような下着盗は思春期の自我の発達問題として考えるほうが適切である。

親離れのさいにしばしば起こるからである。過干渉な母親の呪縛から自由になろうとする心理プロセスのなかで、このような非行が起こることがある。男性的自己主張の表れと理解できることがしばしばある。ただし、汚れた下着を盗む行為は別である。かなり慎重な理解と対応が必要となる。

新版 Q&A 少年非行を知るための基礎知識――親・教師・公認心理師のためのガイドブック』(著者)村尾 泰弘 p.165

親離れのさいに母親の呪縛から自由になるための心理プロセスで、自我の発達の段階として、下着を盗むという行為が行われることがあるというのは、未成年ではなく、成人であっても同じような事態が発生するのではないかとも思います。

彼女がいたり、好きな人がいれば、下着をわざわざ盗む必要はないと考えられるので、母親の呪縛によって、好きな人さえ作れないのかもしれません。「お母さんが何て思うかなぁ」「お母さんが悲しむかな」など考えると、自立する際の邪魔になっていることは確かに考えられる範囲かもしれません。

それでも自立しようとして、その結果が下着ドロボーというのは、母親が知ったら悲しむに違いありません。その事実も、自身が原因ということも。

作成者: Tangoo

どうして人は罪を犯してしまうのか、その原因を知るために、本を読んだり、旅に出て、見たり聞いたり、人に合ったりしています。そこで、学んだこと、知ったことをブログにしています。

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