親が買い与えるモノと欲しいモノのズレで万引きが起こる

万引きをする際に、男子と女子で違いがあるようです。女子は現実的で、男子はゲーム性があるように感じます。違いについては、次の通りです。

「自分だけお金を出すのはつまらない。損だ」という動機は、女子の万引きの動機としては比較的多い。年ごろの女子にとっては、自分が欲しいもの、流行のもの、ちょっと大人っぽいファッションなどと、親が買い与えてくれるものとの間にずれがあるのが普通である。これが万引きの動機になることもある。一方、男の子の万引きでは、勇気試し、能力の照明、仲間意識の確認、スリルを楽しむなどの遊戯的・冒険的な動機が比較的多い。

新版 Q&A 少年非行を知るための基礎知識――親・教師・公認心理師のためのガイドブック』(著者)村尾 泰弘 p.159

万引きをすることによって、彼らの未来がどうなってしまうのかについても載っていました。

このような万引き少年少女の成り行きは、おおむねよい。

しかし、不良集団の一員として万引きや自転車盗などを行っている者の場合、盗みはほかのあらゆる種類の犯罪へ発展していく。万引きはあらゆる非行・犯罪の入り口ともいえるのだ。

(中略)軽微事件と凶悪事件の垣根は、意外に低いのである。

新版 Q&A 少年非行を知るための基礎知識――親・教師・公認心理師のためのガイドブック』(著者)村尾 泰弘 p.159

万引きをする理由が軽いことであれば、概ねいいのかもしれません。ですがここで悔しい思いをしてしまう場合には、凶悪事件を引き起こす可能性があるのかもしれません。男子の場合は、ゲームに勝つためであったり、女子は、もっと周りよりも良いモノに身を包みたいという気持ちが強くなってしまったらエスカレートしてしまうのではないかと予想ができます。

最近では前触れもなく、凶悪犯罪をいきなり実行してしまう(普通の少年が「いきなり」問題を起こす少年犯罪)犯行が現在の傾向としてあるそうですが、従来通りの手順を踏んで凶悪犯罪を起こしてしまう可能性は十分にあると考えられます。

女子の場合には、欲しいモノを自分で選んで買う方が、こういったズレが発生せずに済むのではないかと考えられます。一緒にショッピングをするというのは、健全な姿なのかもしれません。

作成者: Tangoo

どうして人は罪を犯してしまうのか、その原因を知るために、本を読んだり、旅に出て、見たり聞いたり、人に合ったりしています。そこで、学んだこと、知ったことをブログにしています。

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