普通の少年が「いきなり」問題を起こす少年犯罪

凶悪犯罪という言葉がメディアに上がるようになりました。この凶悪犯罪は以前から存在していたそうで、どうしてこんなにも言われるようになったのかの意味について述べられていたので、ご紹介します。

マスコミではしばしば少年の起こした凶悪犯罪がよく取り上げられます。しかし、実際には凶悪事件が増加しているわけではないのです。では何が問題かと言いますと、補導歴などがとくにない、いわば「一見普通に見える少年」が「いきなり」凶悪なことをするから問題なのです。このような非行を「いきなり型非行」と呼んでいます。従前の凶悪な少年犯罪は、一定の道筋がありました。万引きなどに始まり、最終的に凶悪な犯罪を犯すという一定の流れがあったのです。ところが、現代の凶悪非行は、とくに補導歴のないような、一見普通の少年がいきなり凶悪なことをするから問題なのです。

新版 Q&A 少年非行を知るための基礎知識――親・教師・公認心理師のためのガイドブック』(著者)村尾 泰弘 p.76

犯してしまった犯罪の内容も、もちろん凶悪の対象にはなっていると思いますが、いちばんは、今までの態度を変えてしまったということにあるようです。

普段から、やんちゃで、警察沙汰になるような人であれば、凶悪犯罪も犯したとしても、あの人なら仕方がないなどの評価になると思いますが、おとなしい人が、急に凶悪犯罪を犯してしまうことが、問題視され、メディアに目立ってしまったと解釈できます。

この、一見普通に見える子にも、目を向けることが必要ではないかと思いますが、そもそも、みんな一律でカウンセリングを行い、1年に1回、気になった子には数回行うなどの精神的なケアを学校でできないか(定期検診のなかに含められないのか)と思いました。

変なことを言うと、子どもだけではなく、大人にも、定期検診で、体だけではなく、心の検診をして欲しいなと思ってしまいました。

無理強いはできませんが、支えが必要のない人なんていないと思って、接することも重要なのかもしれません。

作成者: Tangoo

どうして人は罪を犯してしまうのか、その原因を知るために、本を読んだり、旅に出て、見たり聞いたり、人に合ったりしています。そこで、学んだこと、知ったことをブログにしています。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です