治安がよくても、窓が壊されれば崩壊しはじめる

むかしは、不良が学校のガラスを割ったり、校庭をバイクで走行したりするシーンがありますが、このガラスを割るという行為の始まりが、治安のよい場所でも崩壊してしまうそうです。

1台の自動車を治安のよい地域に放置したところ、何週間も手つかずのままであった。ところが調査員が最初に窓を壊したとたんに、ほんの数時間でその車は完全に破壊されてしまったという。つまり、治安のよい地域であったとしても、いったん窓が壊されるとそれは地域社会のバリアが崩壊し始めることのきっかけとなったというわけである。

この理論を適用した実践例として、ニューヨーク市では、落書き、未成年者の喫煙、無賃乗車、万引き、花火、爆竹、騒音、違法駐車など軽犯罪の徹底的な取り締まりなどを行なった結果、治安が回復したとされている。

新版 Q&A 少年非行を知るための基礎知識――親・教師・公認心理師のためのガイドブック』(著者)村尾 泰弘 p.71

この他に、掃除ができていない区域だったりすると、治安が悪くなる(治安が悪いから掃除ができていないのか、その悪循環になっていそうな気はします)というのは聞いたことがあります。

みんながやっているなら、やってしまえ!やっていいんだ!と流されるような雰囲気になるのではと考えられます。

犯罪が起きるような場所ではなくても、環境に影響をされて、治安が悪くなるということであれば、環境を整えることによって、ある程度の抑止ができるのであれば、各国、各自治体で行うべきではないかと思いました。

作成者: Tangoo

どうして人は罪を犯してしまうのか、その原因を知るために、本を読んだり、旅に出て、見たり聞いたり、人に合ったりしています。そこで、学んだこと、知ったことをブログにしています。

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