犯罪を抑止する機能を果たすための教育が必要

子どもは、親や、まわりの大人の背中を見て育つと言われていますが、犯罪行為をしている大人に育てられたら、犯罪行為をする子に育つのは自然な道理ではないかと思います。

要するに、非行にさせないためには、環境が重要であり、犯罪行為を自然と抑止させるための教育が必要であると言えます。

非行臨床では、超自我の形成過程が問題になることが多い。非常に単純な例をあげれば、コンビニに行って子どもが陳列してある商品が欲しくなったとしよう。ある母親は「定員が見ていなければ、盗ったってかまわない」という態度を示したとしよう。こういう親に育てられれば、犯罪肯定的な超自我が形成されるに違いない。しかし、母親が、「お店のものはお金を払って買わなければならない」と教えたとす態度をとったとしよう。このような育てられ方をした子どもの超自我は、犯罪を抑止する機能を果たすだろう。このように精神分析では、子どもが育った養育環境を重視する立場といえる。

新版 Q&A 少年非行を知るための基礎知識――親・教師・公認心理師のためのガイドブック』(著者)村尾 泰弘 p.34

超自我とは、良心の機能を果たすところになり、自分自身を監視するところであり、好ましくないことに対して「いけない」という禁止の命令をくだすところなのだそうです。

当たり前と言えば、当たり前なのですが、世の中のことを知らないままで、世の中に出ると、騙されていることも分からずに、気がついたら取り返しのつかない状態になっていたなんてこともあります。親が言っていることが全てで、正しいことであるとなるのが、子どもだったりします。日本では、幼稚園、小学校と義務教育があるので、ある程度の世の中についての学習ができる環境が整っています。

いろいろな人に出会うことによって、親の教育や、自分の家庭が変わっていることに気がつくと思います。この機会を与えてくれることで、正しいことについて、考えることになります。

学校の勉強も、もちろん、生きていくためには必要な能力を得るので、重要なのですが、自分とは異なる人、価値観と出会うことが、学校での重要な役割であると思っています。

作成者: Tangoo

どうして人は罪を犯してしまうのか、その原因を知るために、本を読んだり、旅に出て、見たり聞いたり、人に合ったりしています。そこで、学んだこと、知ったことをブログにしています。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です