犯罪心理学・社会心理学・教育・文化・インテリア・ビジネス

AKBがヒットした(している)背景

個人的には、アイドルは歌がうまい、歌唱力がある、個性がある人であって欲しいという願望があるので(見た目も美しいとよりアイドルなのではないかと思います)、どうしても、AKBなどのアイドルを見ると、これが時代なのかと思ってしまいます。

歌も上手くない、飛び抜けて美しい人でもない、高嶺の花のような存在ではないのが今の特徴ではないかと思います。加えて、1人だけにしてしまうと、インパクトがなくなり、助け合って補うこともできなくなるので、大人数にしてインパクトを持たせたのか?とも考えています。

これから紹介する戦略的なロックバンドも、いわゆる完璧なアイドルではないが、爆発的な人気があり、世間から受け入れられています。

例えば、有名なローリング・ストーンズのように、ロックの神様たちは派手な衣装でステージに立ち、毎晩まったく同じ完璧なショーを提供する。もちろんそうしたバンドのライブも楽しいが、そこではミュージシャンは近寄りがたい「スター」である。だが、グレイトフル・デッドは、外見もやることも、僕たち観客とそう変わらない。失敗もした。グレイトフル・デッドがステージで明らか失敗をすると、観客はそれを面白がった。歌詞を忘れると、観客とミュージシャンは苦笑いを交わし合ったものである。《中略》特別な兄弟愛を感じたものである。

『グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ』(出版)日経ビジネス人文庫 p.147

失敗をする。失敗をしていい。ということが、特徴なのかもしれません。完璧でないことが心地よく、その場を一緒に楽しみながら、空間を作り上げていくことができるのが、このグレイトフル・デッドなのかもしれません。

見守ってくれているという感覚もあり、それが、兄弟愛に繋がってるのかもしれません。

この感覚は、AKBにも同じことが言えるのではと、リンクしたのです。応援したくなる。成長を一緒に味わうというような兄弟愛、母性的な感覚にもなるのかもしれません。誰がではなく、未来のある女の子たち48人を応援していきたいという一体感なのかもしれません。

グレイトフル・デッドの話になりますが、音を聞くことができない聴覚障害の方は、風船の振動で音を感じるのだそうで、その場所を設けたり、会場では、手話で挨拶をみんなができる一体感があるのだそうです。

どんな人でも受け入れる、同じグレイトフル・デッドという共通の存在だけで、繋がることができる。音楽の力だけではなく、人間愛を感じる、信じられる。神対応をしてくれる。無条件に信頼することができるのが、グレイトフル・デッドなのではないかと思います。

AKBがここまでやったら、日本の社会を動かすことも(経済的には動かしていると思います)できるのではないかとも思いました。

本の最近記事

  1. 何もしないことは後退している

  2. 顧客満足度100%を目指す

  3. 恩を返したくなるメカニズム

  4. サービス、商品の値段の決め方

  5. 同じ商品でも店舗によって違って見える

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP