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ブレーキをかけすぎることで、可能性にブレーキをかけている

育児の場面で、何をしても「ダメ!」「やめなさい!」と、すぐにお子様の行動を止めることが多いのではないでしょうか。大人の都合で止める場合と、本人の身体に関わる危険で止める場合と、さまざまあると思いますが、それが全て一緒のメッセージになっていることも多いかと思います。この場面について、心理学者のアドラーさんは、次のように述べていたので、ご紹介します。

決して先回りしてブレーキを踏まないことではないかと思います。大事にならないうちにと早々に、ブレーキを踏んではいないでしょうか。

《中略》

力で押さえず根気よく話し合います。優しいというのはこういう意味です。他方、課題に立ち向かえるのであれば不必要な介入はしないという意味できっぱりと接するのです。

アドラー心理学入門』岸見一郎(著)p.82

ブレーキをかけているのは、本人のためなのですが、本当に、そのブレーキが本人の将来のためになっているのか、やってみなければ分からないことに対しても、不安だから、心配だからとブレーキをかけることによって、本人が体験できるチャンスを失わせてしまうことになります。

自分の言うことを聞かず、言う通りにもしないから、口調が強くなり、言ったって分からないのだから、説明も省略した「ダメ!」「いけません!」「やめなさい!」になってしまったのではないかとも思います。

本人のために、この呼びかけを禁止し、説明をする、親の想いを伝えるだけでも、子どもとしては受け入れ方が異なりますし、どうしてダメなのかと、理由の言葉の内容や、詳細はわからなくても、分かる時がくると思います。

切実に、誠実に話をするというのは、大人も、子どもも関係なく、必要なコミュニケーションではないかと思います。

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