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  1. 心理学

今から、どう生きたいか、今、どうしたいのかだけに集中する

カウンセリング、セラピーの中には、アドバイスも意見も言わないセラピーが存在します。非指示的セラピーと呼ばれています。

非指示的なセラピスト(カウンセラー)は、クライエントの昔の経験について質問することは避け、そのかわりに現在と未来のことに集中する。彼らは、クライエントのことばを言い換えたり、クライエントが何を考え、何を感じるかを尋ねたりしながら、クライエントの言うことをクライエント自身にもはっきりさせようとする。

《吹き出し》ロジャースはセラピストやカウンセラー実習生に、考え方の見本を示した。たとえば、クライエントが助言を求めたときは…それは個人的なことで、わたしには答えられそうにありませんが、あなたが自分自身の答えにたどりつけるようにお手伝いしましょう。

ロジャース自身は後に、「非指示的」ということばは正確ではないと気づき、使うことをやめた。セラピスト(カウンセラー)はたびたび、「そうですね」「いいですね」などのことばによるコメントや、ことば以外の手段で(たとえば、うなずいたりして)、クライエントが言ったことと積極的に強化するからだ。

『マンガ サイコセラピー入門―心理療法の全体像が見える 』ナイジェル・C.ベンソン(著),清水佳苗(監訳),大前泰彦(監訳) p.109

未来は過去の延長的という考えがどうしてもあるので、未来と過去を切り離すことはできませんし、今までの過去も、大事な自分である証になります。ですが、今から、今までの過去を捨てることができれば、新しい自分になれることは間違いありません。新しい自分は、こんな格好をして、こんな喋り方で、こんなメイkをして、、、友だちがどうしても過去を連れてきてしまいますが、友だちと距離を置くことによって、引っ張られることもありません。

カウンセラーがアドバイスなどの助言をしたり、意見をすることで、患者がその内容が正解なのだと思ってしまう危険性もあるのではと、思ったことはあります。だから、自分の気持ちは、自分だけが知っている。それが正解なのだと、思ってもらう必要があるのではないかとも考えられます。

カウンセリングの理想の形は、「自分で自分のことを決められ、行動できること」と仮定すれば、今までの自分が、決められない、行動もできない場合、そんな過去の自分を捨てなければ、決められる自分にはなれないというのは、シンプルな方法のひとつです。過去にフォーカスするのではなく、今からどう生きていきたいか、今どうなのか?が重要であるという考えではないかと思います。

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