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  1. 心理学

恐怖を克服するために、大丈夫な人のまねをする方法がある

さまざまな恐怖症が存在しますが、そこにはトラウマが関係していることがあると聞きますが、実際にこの恐怖症を治療する方法の一つに、大丈夫な人(モデル)のまねをすることが紹介されています。

学習者またはクライエントが、セラピストやモデルをまねすることで行動を変容させるものだ。これは特に、恐怖症の治療で効果を発揮する。

《吹き出し》さ、わたしがするようにやってごらん…あいつのこと(恐怖の対象)をじろじろ見ちゃダメ…そしてゆっくり歩いていって…そう、よくできた!さあ、思いっきり走れ!

このモデリング(観察学習)の技法は、アルバート・バンデューラの研究にもとづくもので、大部分の恐怖症の治療に使うことができる。また、ある種の不安を治療するときも、たとえばセラピストが、リラクゼーション(筋弛緩)を実際にやってみせたりすると、効果的だ。

『マンガ サイコセラピー入門―心理療法の全体像が見える 』ナイジェル・C.ベンソン(著),清水佳苗(監訳),大前泰彦(監訳) p.87

以前に、子どもが大人の行動を見て学習し(モデリング)、その行動をまねすることができることをご紹介しましたが、これと同じことが、この恐怖症にも応用できるようです。

このモデリングについては、100%成功するワケではなく、本で見たり、映像で見たりして学習をしても、うまく自分のモノにできずに、行動に反映できないということもあります。

こういった時に、セラピストの手助けがあると、この成功体験を味合わせてもらえるということで、恐怖心よりも、克服できた歓喜の方が上回るに違いありません。それと、恐怖に勝ったという心の開放感が、自由になれた感覚は、クライアントにとっては、自立して行動できる第一歩になるということだと思います。

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