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  1. 心理学

他人の都合に合わせた自分になってはいけない

ゲシュタルトと聞くと、「この字ってこんな形だったっけ?」と、その字を認識できなくなってしまうゲシュタルト崩壊(ゲシュタルト崩壊とは?)の方が有名かもしれません。

ゲシュタルトは心理学の一種としても存在しており、「全体を、部分の寄せ集めとしてでなく、ひとまとまりとしてとらえた、対象の姿。形態。(Oxford Languagesの定義より)」のような意味があるそうです。

このゲシュタルト心理学をもとにしたカウンセリングが存在します。「ゲシュタルト療法は、ユダヤ人の精神科医、フレデリック・パールズとその妻のローラにより、ゲシュタルト心理学、実存主義思想などを手がかりにはじめられたものである。(Wikipediaより)」

このカウンセリングで、カウンセラーのルールではなく、クライエント側に求めるルールが載っていたので、ご紹介します。

ゲシュタルト療法が「クライエントに求めるルール」

《吹き出し》

ここで今を生きる!

自分にないものではなく、自分にあるものに関心をもち、そして、過去のことより現在のことに関心をもちなさい。

何かがおきそうだとか、おきそうもないとか、可能性を際限なく考えて悩むのはやめなさい。

他人に何かを強制したり、自分の思い通りに他人を動かそうとしてはならないのよ!

他人に、自分の解釈や弁明、判断を押しつけるのじゃなくて、自分の考えをはっきりと正直に表現するんだ!

自分の身におきていることや、自分の周りでおきていることに気づきながら、それが快感でも苦痛でも目をそらしてはいけない。

自分のとった行動を他人のせいにしないで自分のすべきことを自分で決めるのよ。他人の言うことに、軽率に従ってはいけないわ。

…そして、最終的に…

自分自身でありなさいってことよね!

「自分でない誰か」になろうとしたり、他の人の都合に合わせた自分になろうとしてはいけない。

『マンガ サイコセラピー入門―心理療法の全体像が見える 』ナイジェル・C.ベンソン(著),清水佳苗(監訳),大前泰彦(監訳) p.119

今を生きるというのは、現在でも言われている療法ではないかと、個人的に思っています。ライフコーチ(すべてのライフコーチが当てはまるワケではないと思います)であったり、マインドフルネスなどの中に、良く聞く内容ではないかと思います。

今を生きていくために薦められている方法のもとになる考えが、もしかしたら「ゲシュタルト」なのかもしれません。

クライエントの気持ちを聞いて、本人の将来の判断、決断をご自身でしてもらうための手助けとしての立ち位置は変わらないかもしれませんが、考え方としては、かなり直接的な教えがゲシュタルトにはあるのではないかと思います。

今、ここにいるのは誰でもなく、私である。ということ。私が存在していることを自分自身で感じることができているかどうか。これから決断することは、自分の意思であり、意志であるということを自覚して生きることが、今を生きているということではないかと思います。

ジョリーンが主人公の漫画ジョジョシリーズで、未来が起こることを知っていて、それを覚悟して生きることが幸せなことなのだと(たしか)いう話がありましたが、それと少し近いのかもしれないと思いました。未来で起こることは分からないが、未来で起こることを含めて決断し、その決断に対しての責任は自分自身であるということではないかと思います。

結論としては、自分が決断していることに、他人は関係ないということです。他人のせいにはできないのが、生きるということだと思います。改めて思いますが、もっと勉強しないといけないと痛感しています。

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