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SNSから抜け出せない“いまどき”の若者たち

俳優の三浦春馬さんが、自宅で自殺をはかった疑いで、真相を確認している中、遺書の内容も教えてくれないので、真実は分かりません。報道の中には、SNSの誹謗中傷が原因ではないかとされています。

私自身が、SNSとは無縁の生活をしているので、このSNSについて、詳しく載っている本があったので、ご紹介します。

「SNS疲れ」「ネット疲れ」を見ると、誰もがこんな素朴な疑問を抱くはずだ。

「そんなに疲れるなら、一度やめてみたら?」

ところが、「いったん始めると、どんなに負担でもやめられない」というのもSNSの大きな特徴なのだ。「ツイッターを常に見たりつぶやいたりするのに疲れた」と診察室で話す女性に、「じゃ、見なきゃいいじゃないですか」と言ってしまい、「とんでもない!」と反発されたことがある。「まわりに取り残されちゃう。情報に遅れたらたいへんですよ」「もし、見ていないときに自分のヘンなウワサが流されたら…。否定しないということは真実なのね、と思われたら、リアルな友だちも去ってしまいます」などと、“やめるデメリット”をあれこれ話すのだ。

《中略》

とくに、リアルでも対人関係に敏感な人は、もしかするとネットやSNSにはあまり向いていないのかもしれない。SNSを自在に使いこなし、一見すると軽やかに他者とつながっているように見える人たちが実は苦しんで疲れている。これも“いまどき”の特徴といえる。

SNSで気軽なコミュニケーションを楽しみ、「あなたのこと、わかるよ」と言ってもらうつもりが、いつの間にか劣等感や他人への嫉妬をどんどん増大させ、自分を追い込んでいるだけだった…。

「わかってもらいたい」という病 (廣済堂新書) 香山リカ p.33

SNSは、気軽というところが、問題なのかもしれません。昔でいう手紙であれば、思いつきや、冗談、人を傷つけるようなことを簡単には書けません。

誹謗中傷によって、自決してしまう方は、このSNSに書かれていることが、この「気軽」に書かれていること、「そんなに本気の気持ち」を書いていないということを理解できず、すべてを真面目に受け止めてしまっているのではないかと思います。三浦春馬さんの性格は性格には分かりませんが、雰囲気としては、正面から向かっていく正統派で、真面目、努力家、弱音を吐かない、ストイック、抱え込む、溜め込むタイプで、自分のことを自分で分かっていない、断れない、心を許せる友だちが少ない、まわりに気を使いすぎる、自分のことよりまわりの人を優先する、不器用な傾向でしょうか(完全に勝手な想像です)、また、仕事が多いのは嬉しいことだが、多すぎると、人はパンクしてしまいます。岡村隆史さんの場合は、鬱になってしまいました。もしかしたら、三浦春馬さんも、同じような状況になってしまい、鬱状態からの自決に至ってしまったのかもしれません。この件は、いろいろなことが重なってしまったと、考えることもできます。

SNSのことに戻りますが、誰だって、自分の誹謗中傷を見て傷つかない人はいないと思います。真面目な人は、人に好かれたくて、嫌いになって欲しくなくて、まわりに認められたくて生きているのに、それなのに、誹謗中傷があったのならば、これ以上は無理と思ってしまうかもしれません。

はじめは、エゴサーチをするつもりではなかったが、周囲の新しい情報や、友だちの情報を探している中で、見たくないが、見つけてしまった場合だってあるだろうと思います。

冗談で言っていることかもしれないですが、受け止める方としては、発信者の雰囲気なしで、文字でダイレクトに受け止めることになるので、その時の体調や気分次第では、冗談が冗談に聞こえない場合もあります。そして、それが、ずっと残ってしまうというのもSNSの厄介なところだとも思います。

いまどきの若者は、人の活動や、近況を知ることで、自分はどうなんだろう?と常に比較することになり、何かしなきゃ!と、まわりから認めてもらうために、追いつくために、楽しいとかではなく、SNSにアップする目的で活動をしていることになっている。

本当に自身が興味のあることではなく、流行りについて行くためになるので、情報を確認して、それをしないと、まわりに認められない。自分の居場所がなくなってしまう。という心理なのではないかと思います。

いまどきの若者は、便利で生きずらい社会にいるのだと、認識することができると思います。

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