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アイスランドってどんな国?(経済)

魚を買う際には、産地が気になってしまうので、必ず後ろの表示を見てしまいますが、その中で、アイスランド産の魚に出会ったことがあります。アイスランドの魚が、日本まで遥々きているというのも驚きではありますが、アイスランドは魚が豊富であるということが、ここで察することができます。

実際に、アイスランドは漁業によって、経済が発展したと言われています。

20世紀までに漁業が成長して、経済は発展した。魚類加工の小規模な工場が作られ、移送のための道路が建設された。1950年代になって、外国からの漁類の需要が増えて、近代化の速度ははやくなった。

こうして得た収入は広く福祉制度の発達にあてられ、市民たちは出生から高齢に至るまで、手あつい保護をうけられるようになった。しかしその後、漁業や関連産業からの国民所得が減少したため、福祉制度はあやうくなった。

漁業以外にたよる産業がないため、現在、失業率の増大に直面しており、高い生活水準を維持するのがむずかしくなろうとしている。

『アイスランド (目で見る世界の国々)』 メアリー・M.ロジャース (著), Mary M.Rogers (原著), 後藤 安彦 (翻訳) p.9

魚を他国に輸出することによって、経済が発展し、その収入で北欧特有の福祉制度が発達したということは、アイスランド人の男性のほとんどは、漁師なのかもしれないとも思いました。女性は農家など、役割があるのかもしれません(ですが、世界でいちばん男女差別がありません)。苦労して獲った魚が国全体の福祉に役立っているというのは、生きがいであったり、社会貢献としてシンプルなので、グレる人もいないのではないかと思われます。

漁業一択の経済であったが故に、他の収入源がないのは、リスクであることは一目瞭然です。でも、進むしかないというのがアイスランドなのでしょうか。

<2020.7.11追記>

アイスランドの経済を支えている海産物については、次の通りです。

周辺の北大西洋海域には多くの種類の魚類が生息し、沖合の海底で繁殖する。重要な海産物はタラ、ニシン、ハドック、ウミスズキ、オヒョウ、ツノガレイである。乱獲で多くの魚類がへっているが、サケはまだ豊富である。たいていの河川と湖沼には、マスが数多く生息している。沿岸海域には多数のアザラシと、クジラが生息している。

『アイスランド (目で見る世界の国々)』 メアリー・M.ロジャース (著), Mary M.Rogers (原著), 後藤 安彦 (翻訳) p.20

今のアイスランドの経済については、次の通りです。

20世紀までアイスランドの生存は、農業、ことに家畜の飼育にたよってきた。農民は魚を取って家族の食事にあてていたが、漁業が農業に代わってアイスランド経済の主柱となったのは、1900年以後である。いまではこの国は工業国だが、それでも大きな企業の大部分は、漁業か魚類加工業である。

『アイスランド (目で見る世界の国々)』 メアリー・M.ロジャース (著), Mary M.Rogers (原著), 後藤 安彦 (翻訳) p.51

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