犯罪心理学・社会心理学・教育・文化・インテリア・ビジネス

ビールが禁止されていたアイスランド

世界一治安の良い国アイスランドでは、殺人が圧倒的に少ないのですが、酒(次に麻薬)に関する問題があることが分かりました。

アイスランドは、たぐいまれな美と多様性に富む原始の大地を授かったせいか、むかしからアルコールの問題が絶えない。

一九八九年三月一まで、ビールは禁止されていた。現在でも公営の専売所でしか買えず、しかも異常に値段が高い。禁酒法で酔っぱらいを減らすという発想は、理屈のうえでも経験のうえでも破綻をきたすことが明らかだ。なにしろアイスランド人は、暗く長い冬をしのぐために、大むかしからノルウェーやスウェーデンのバイキングと同じ解決策を編み出してきた。それはすぐれて単純明快な方法である。九月に酒を飲んで酔っぱらい、そのまま四月末まで酔いをさまさない。

『アイスランド人のまっかなホント』リチャード・セール 著 石川 眞弓 訳 p.55

氷、岩、火山と、手つかずの自然が広がるアイスランドと、アルコールの問題がどのように関係するのかは分かりませんが、寒い場所なので、暖を取るためにアルコールが重要だったのではないかとは想像することができます。

暖を取るためだけであれば、ビールは禁止されないと思いますが、このお酒のせいで、国がダメになると思わない限り、禁酒法なんて出ないと考えると、相当な問題があったのではないかと思われます。

問題が起きるまで、お酒を飲んでしまうということが、アイスランド人にはなかったのかもしれませんし、お酒を飲むことくらいしか楽しみがなかったのかもしれません。暗い時期の間は、ずっと酔っていることで、むしろ正気を保っていたのかもしれません。

生活している環境によって、人々の生活行動も影響してきますし、性格も、少なからず影響しているような気もします。大自然であることで、本能的に癒され、人を殺める行為にまでならないけど、暗い時間が多いことで、鬱々となってしまい、バランスをとるために、お酒を飲んでいた、、、のかもしれません。

禁酒されてしまい、そこから、どうして禁酒法が解かれた理由が分かりませんので、わかったらまた書きたいと思います。

本の最近記事

  1. 恩を返したくなるメカニズム

  2. サービス、商品の値段の決め方

  3. 同じ商品でも店舗によって違って見える

  4. 子ども部屋があることで、引きこもりになる?

  5. 子ども部屋って必要?

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP