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職場の生産性は、効率化よりも、人間関係が大きく影響を受ける

今勤めている会社から他社へ転職をする際に、人事の面接官から「どうして前の会社を辞めたのですか?」と聞かれることは、よくある質問ではないかと思います。本当の理由は、人間関係かもしれませんが、何かしらの理由を述べている方もいらっしゃるのではないかと思います。

退職をする理由の中には、労働環境が合わなかったの他に、この人間関係がかなり上位ではないかと思いますが、この問題となっている人間関係が改善することで、会社にとっても、生産性が上がるというメリットがあると知ったら、人材育成の中に、この人間関係を含めることの重要性がご理解いただけると思います。

そのことが分かる内容は次の通りです。

人間関係論 労働場面においての人間の心理的側面を重視した組織管理論。ほーソン実験が発端になっており、物理的な条件よりも従業員の態度、感情などが生産性に大きな影響を与えるとする。

『カラー版徹底図鑑 社会心理学』新星出版社(p.30)

約2年をかけて、2万人の従業員を対象にした面接実験の結果のひとつとして、「態度や感情は職場の同僚や上司と言った人間関係と関連している」ということが分かったそうです。

例えば、周りの同僚が必死で仕事をしている姿を見て、「私も頑張らなくっちゃ!」と感化されることも、これに当てはまると考えられます。

また、上司からの全体朝礼であったり、MTGでの話し合いよりも、同僚同士などで自然に発生したグループでの規範の方が、生産性に影響を与えることも分かっているそうです。

そう考えると、朝礼とか、MTGって意味があるのか?と思えてきてしまいます。同僚同士でグループが自然発生できるような空間を用意する方が、よっぽど生産性が上がるのではないかと思ってしまいました。それを実践しているのは、Facebookではないかと思います。

今まで会社で一般的に行われていた管理方法の多くは、組織管理論と言われている、物理的な労働条件を整える管理なのに対して、実験から明らかになった人と人との関係の充足に目を向けた、人間の心理状態に重きを置く姿勢の、人間関係論という新たな組織管理論へと、現代は変わったのだそうです。時代に生きている私たちは、幸せなことではないかと思います。あまり実感はありませんが。

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