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  1. 心理学

人は誰でも、好きな人に好きなモノ・コトを薦めたい心理が働いている

人との付き合いの中で、その人が好きだというものを、強く薦められた経験はありませんでしょうか。人によっては、押し付けられていると感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、薦めてきている人の心理としては、ビジネス的でなければ、その人のことを好いていて、その人には、自身が好いているものを薦めたいと思って行動されているパターンがあります。このような心理状態のことを次のように言われていると思われます。

バランス理論 人が相手に対して持つ態度は、自分と相手がある対象とどう関係するかによって決まるとする理論。3者の関係の積がプラスならバランスがとれており、マイナスなら非バランス状態とみなす。

『カラー版徹底図鑑 社会心理学』新星出版社(p.84)

簡単に言うと、自分が好きな人には、自分が好きなもの、好きなことを一緒に共有したいという行為であると言えると思います。

例が載っていたので、ご紹介します。

自分は野球が大好きなのに、好きな女の子がじつは野球嫌いだったとしよう。そこには当然、ストレスが生まれる。場合によってはそれをきっかけに、女の子への好きという感情はなくなってしまうかもしれない。「女の子が好きだ」という態度は、「野球」に対する2人のかかわり方に左右されてしまっているわけだ。こうした状態をハイダーはバランス理論(1958)で説明している。

『カラー版徹底図鑑 社会心理学』新星出版社(p.84)

バランス理論は、人は基本的に自分自身の考えを一貫させたいという欲求がある、という社会心理学の古典的な理論がベースになっている。

『カラー版徹底図鑑 社会心理学』新星出版社(p.84)

ここから思うことは、人は全ての物事に対して、シンプル(一貫した考え)に考えたいのだと思われます。複雑であるということが、人間は嫌うのかもしれません。

好きというものに関しては、全て好きで通したいということではないかと思います。嫌いなのであれば、嫌いで突き通したいという心理が誰にでも働いているのではないかと思います。

自分の嫌いな人が自分の好きなものを嫌いだと、態度が安定して、より一層好きな物が好きになるというのも、バランス理論で説明できる。

『カラー版徹底図鑑 社会心理学』新星出版社(p.84)

自分がやってきたやり方であったり、好きなもの、ことについて、夫に反対されたら、確かにショックを受けます。スッと受け入れてくれると、すごく嬉しかったりします。これが、バランス理論なのではないかと思われます。

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