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  1. 心理学

自分が言った言葉を自分で聞いて、自分のことを知る

怒りや、イライラとした感情に身を任せたことが、今まであまりなかったのですが、ちょうど昨日、今まで溜まっていた夫への不満を考えながら、家路の間に感情が爆発しそうになってしまい、あまり感じたことのない、体の内面から出てきている感情とともに、夫にわーわーと言っていました。その最中に、ふとした瞬間「なんでこんなにイライラしているんだろう」「今、イライラしていて、それが言葉に乗って、夫と会話をしている」と段々冷静になってきて、どうして夫が、こういう行動、選択をしていたのかという謎の答えを知りたかったのだということが分かりました。その謎も少し分かり、スッキリしてしまいました。

どうしてイライラしてしまっているのか、夫に対して理解できない謎があったから、それが分からないことにイライラしている。でも、それだけでイライラしているのか?もう少し考えると、理解できないからイライラしているのではなく、夫自身が悩んでいることに対して、それを解明する謎にリンクしていたので、要するに夫が楽に生きて欲しいと思っているのが根底にあるということを、なぜか、どこかのタイミングで忘れてしまっていたみたいです。

この答えは、人から直接教えてもらうものではなく、自分で見つけるもので、それには、自分で気が付かないといけないということではないかと思います。

これを社会心理学で言うと、自己知覚理論に当てはまるかもしれません。

自己知覚理論 人は、自分の行動とその行動が起こった状況などを観察することで、自分の態度や内的状態を推論するとする理論。ベムによって提唱された(1967,1972)

『カラー版徹底図鑑 社会心理学』新星出版社(p.88)

自己知覚理論の例が載っていたのでご紹介します。

1ドルの報酬と引き換えに、つまらない作業を面白かったと他者に言った人は、本当に面白い作業だったと認知を変えることがわかっている。この場合、他者ならば「1ドルのために嘘をつくわけはないから、彼は本当に面白かったのだろう」と判断するところだ。ベムは自分が自分を知覚する時にも同じ働きがあるのではないかと考えた。「面白い作業」と言っている自分の言動を手掛かりに、「本当に面白かったのだ」と考えるようになるというわけだ。

『カラー版徹底図鑑 社会心理学』新星出版社(p.88)

人は電気ショックを避けるためにボタンを押している人を見れば、「強いショックで痛がってるんだな」と思うが、避けようとしない人を見ると「たいして痛くないんだな」と思う。それを同じように、自分も自分の行動を客観的に見て、ショックを避けるためにボタンを押している時には「ショックが痛い」と思うようになり、避けようとしていない時には「たいしたことない」と感じるようになるのである。

『カラー版徹底図鑑 社会心理学』新星出版社(p.88)

1つ目は、ちょっと理解しずらく、「はっ?」と思ってしまう内容かもしれませんが、ご自身が起こした行動、発言に対して、自分で振り返ったり、こんな場面ではこういう行動になるんだ、こんなテンションになるんだと、自分自身を行動から自分で理解をするというようなことだと思います。

自分の感情に素直になるということは、本当の自分を理解する、いちばんの近道ではないかと思います。

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