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会社にいる怒りっぽい人の正体

最近では、職場で大きな声を出して、汚い言葉を使って怒っている人は、パワハラとして扱われる時代になりました。

今だから言えますが、この怒りっぽい人からの呼び出しの話は、とにかく私たちに結果を出して欲しいから、個室に移動するわけでもなく、わざわざ皆のいるオフィス空間で、大きな声で「死ね!」などの直接的な言葉を、1日1回程度受けていたことがありますが、おそらく、言っている本人もどうしたらいいのか分からず、プレッシャーのなか、どうにかして改善して欲しいから、その現れではないかと思っていました。正直な話をすると、その時間が惜しいくらい忙しかったので、内容がいつも変わっているならば良かったのですが、いつも変わらないので、時間ばかり気にしているという、両者にとって最悪な時間が、あったことを覚えています。

この怒りっぽい人について、冷静に考えると次のようなことが分かります。

「怒ってしまえば、特権が与えられる」と経験的に知っているので、そんな交渉術が自然と身につけているのです。

甘やかされて育ってきた子どもはすぐに駄々をこねて、周囲に迷惑をかけるほど怒り、泣きわめきます。そうすることで特権が与えられることを知っているからです。

その本人が、元々この考えを持っていて、その行動を取っていたかどうかは分かりませんが、さらに上の存在である社長が、このような行動を取っているというのを聞いたことがあったので、部下に言うことを聞かせるためには、この方法がいいと言われていたのではないかとも思います。

子どもに言うことを聞かせるような感覚だなとも思いましたが、大きな声を出すだけで業績が上がるなら、とっくに上がっているはずなので、それで上がっていないのであれば、別の方法を試すしかないという発想はなかったのかと、意見を言うこともできない空気だった職場環境もあってか、やっぱりあの時間はすべての関係者に対して、最悪な時間だったのではと思ってなりません。

だいたいの人は、この仕打ちで、鬱になってしまったりして、入れ替わりが激しい職場でしたが、この事実を知っていれば、どんなにキツいことを言われても、そんなに気持ちが落ち込まずに済むのではないかと思います。

また、個人的には、この経験から、関係が出来ていても、いなくても、お互いのためになることであれば、意見を言おうと、反省した経験でした。

 

<参考文献>

フィンランド流「伝える力」が身につく本』(著者:北川達夫)(p.171)

 

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