犯罪心理学・社会心理学・教育・文化・インテリア・ビジネス

リタイア後、社会的地位のある人は報酬を求めない

日本では、政治と金だの、賄賂だったり、責任をとらされ自害をするなど(本当なのかどうか分からない部分もありますが)、上層部になればなるほど、金で解決をするような風習があるような気がします(日本だけではなく、アジア全体かもしれません)。

諸外国ではどうなのか、詳しくは分かりませんが、社会的地位のある方の行動が、日本とは異なる内容を見つけました。

 

日本より一人暮らし率が高いイギリスの高齢者も、社会から孤立しやすい状況に陥っています。2012年のEUの資料によれば、イギリスの高齢者の一人暮らし率は約34%と、日本の約16%を大きく上回り、ボランティアの支援が追いつかないため、信頼のおける近隣の人の存在は欠かせません。

この数値は、文化や習慣、お国柄という影響もあると考えられます。この高齢者の中には、社会的地位のある方も含まれます。

 

「リタイア後、学校の理事長になる人は誰もお金など受けとらない」とグレイ。

前出のウェールズの議員、島崎さんもそうでしたが、社会的地位のある人が報酬を求めず要職に就くのはイギリスではごく当たり前のこと。

リタイアをした後には、報酬を受け取らないで職務を全うされる方が、イギリスでは主流ということが、日本とは異なることだなと率直に思いました。低賃金であったとしても、報酬は発生しているケースが多いように思います。

リタイアをすることなく、現役としてポストにつかれている方も、ほとんど寝ていて、休憩から帰ってこないような方であっても、多額の報酬が支払われているのは、若かった新入社員時代の私は「何故?」とずっと思っていました。

イギリスでは、老後で十分な資産がなかったとしても、その役自体に誇りを持っており、報酬がなくても、やりたいポストで、むしろ若い方々に、知識を伝承していくことに幸福、生きる意味を感じているのではないかと想像しています。

お金が全てではないということを、アジアの上層部も(真実は分かりませんが)ご理解いただけたらいいなと、いつも思います。

 

<参考文献>

なぜイギリス人は貯金500万円で幸せにくらせるのか? イギリス式 中流老後のつくり方』(p.119、120)(著者:井形慶子)

 

<関連記事>

物事への関心は、老後を豊かにする(クオリティ・オブ・ライフ)

ずっと続けられる良質な生活で老後を迎えたい

老後不安をイギリス人の老後生活事情に学ぶ

本の最近記事

  1. 顧客満足度100%を目指す

  2. 恩を返したくなるメカニズム

  3. サービス、商品の値段の決め方

  4. 同じ商品でも店舗によって違って見える

  5. 子ども部屋があることで、引きこもりになる?

関連記事

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

PAGE TOP