前回は、フランスがADHDが低いという話の記事を書きましたが、フランスの子育てについて気になったので、調べてみました。
「フランスでの子育て体験記から見えてきた「日本のママがやたら大変な理由」」から、お子様がいる人も、いない人も参考になると思いましたので、お食事について真似できるのではと思ったので、ご紹介します。
この紹介元の内容としては、フランス人が実践している子育てから、日本が見えてくるということです。
「日本のママがやたら大変で、疲れている理由」……。つまり、フランスの親たちは、日本のママほど育児や子どもに手間や時間を割く必要がないようなのです。
ママが大変なのは、全世界共通と思っていましたが、フランスの子育てを見ると、日本は特に大変なのかもしれないと思わずにはいられませんでした。
その中でも、毎日の食事事情が、すぐにでも真似できると思ったので、ご紹介します。
朝食
フランスでは、朝食はバゲットやクロワッサンなどのパンとカフェオレで簡単に済ませる人が多いといわれています。
同書の著者、国末さんが訪ねたあるフランス人家庭では、紙ナプキンを敷いた上にパンを置いて食べたため、お皿さえ使わなかったそう。
もちろん、ママは一切料理する必要ナシ。使う食器はカップやナイフ、スプーンくらいなので、当然、用意にも後片付けにも手間がかかりません。
確かに、これだったら簡単です。
パンは買って来たもの、朝は、お湯沸かしてカフェオレを煎れるだけです。
でも、まぁグルテンをやめた方がいいとか、カゼインをやめた方がいいとかを知ると、この朝食は実行するのは難しいですね。
例えばですが、パンとカフェオレでいいのであれば、ご飯と漬物・納豆、お茶・ほうじ茶でいいのではないかと思います。
昼食
フランスの学校や幼稚園でも、遠足のときにはお弁当を持って行くようですが、ほとんどの子どもがバゲットにハムか何かを挟んだだけ、という簡単サンドを持ってくるのだそう。パック入りのハムやチーズやパンを持って来て、自分で挟んで食べるパターンもあるそうです。
その程度のお弁当なら、早起きしなくても難なく作れそうですよね。
これは、ありがたいですよね。キャラ弁を止める勇気が必要かもしれません。
チーズ、ハムなどであれば、調理が必要ないのでいいですよね。これに代わるものは、海苔、チーズ、おかか、、、などですかね。おにぎりにしないで、ご飯のお供になるものを乗せていくという形になるかもしれません。鮭くらい乗せたいですよね。
晩ご飯
カレーだけ、パスタだけ、といった簡単メニューになってしまった日には「ああ、手抜きしてしまった…」と家族に申し訳ない気持ちになるママも多いのでは?
一方のフランスはというと、美食の国だからといって、みんなが毎日毎日、豪華で手のかかるフランス料理を食べているというわけではないようです。
特に夫婦共働きの子育て家庭では、幼稚園や学校の給食でコース仕立てのフランス料理が出る分、平日の夜の食卓は軽めのシンプルメニューが一般的なのだとか。パスタやピザ、スーパーで買ってきたお惣菜で済ませることも珍しくないよう。
著者の子どもが通っていた幼稚園では、入り口に掲示された給食メニュー表に、「今夜のおすすめメニュー」という項目があり、「キッシュとヨーグルトと果物」「スープとオムレツ」といった簡素なメニューが「おすすめ」されていたそうです。
その分、週末には、腕をふるってコース料理をつくり、お客を招いてゆっくりと食事を楽しむ人が多いようです。
幼稚園側が、晩ご飯の献立をすすめてくれるのは、親御さんが献立を考える手間が省けるので、面白いシステムだなと思いました。
何品も出すのが、確かに日本です。夫から「これだけ?」と言われた際には、そのストレスがなかなか取れないで過ごすことになりますが、1品でもいいというのが、通常になれば、そんなことも言われることもありません。
週末には、時間をかけて、ご馳走を作るというのは、楽しみにもなりながら、メリハリもあっていいアイディアだなと思いました。
なんだか、無理をしていない、できることをやっているというのが、ストレスフリーで、持続可能な生活だなと思いました。無理をすると、どこかで続かなくなってしまう。疲れてしまうと思うのですが、これであれば、疲れることなく続けることができそうと思いました。
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