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フランスはADHDが少なかった話

前回の「発達障害を食事で治す件について」の中で、フランスではADHDが少ないという内容の記事を発見し、興味が湧きましたので、もう少し調べてみることにしました。

 

なぜフランスにはADHDが少ないのか?」では、アメリカの子どもの9がADHDと言われているそうで、日本は、6.5(2012年の厚生省の調べ)、フランスでは、0.5%なのだそうです。圧倒的に少ないのは何故なのか?について、紹介してくれています。まさに、私が知りたかったことです!!

 

フランスでは、今でもADHDは生活環境などの影響によってその症状が出ていると考える研究者が多く、投薬に頼らず環境整備やカウンセリングによって治療する。
そのため長い期間をかけて、よくよく観察しながら最終的な判断を下そうとする。結果、フランスでは子供を安易にはADHDとして判断しない。

まずは、アメリカと、フランスでは、ADHDとする診断基準が違う、ということになるのだということが一つの原因と思われます。

もしかしたら、アメリカのやり方でフランスの子どもを診断したら、ADHDの子が0.5%では収まらないかもしれません。

 

フランスでは、食品添加物をあまり取らせないということもある。

食事療法の点では、添加物は避けた方がいいということは、分かることです。フランスでは、もしかしたら、添加物が使用されている食品が日本に比べて少ないのかもしれないというのも、薄ら思います。実際は分かりませんが。商品として存在していても、買うものではないという風習があるのかもしれません。フランス人のみんなが同じ風習があるのであれば、添加物を使った商品の需要がフランスでは売れなくなるということになるので、添加物を使用した商品がフランスには少なくなるのではないかとも思います。

 

フランスではADHDと診断されることは、家族に困難をもたらすため、子供に診断が下される前でストップしてしまう。スキルの低い親がソーシャルワーカーに子供を取られて養子に出されてしまうことを恐れてるからです。

フランスと、日本の制度が違いすぎると思いました。

まずは、ここで察することができるのは、ADHDの原因は親のせいになるということだと思います。そして、ADHDと診断されると、子どもが引き取られてしまう可能性があるという残酷な制度になっているということです。

これを診断する方としては、たしかに診断を出してしまうことは、つらい立場になってしまうと察することができます。ここは、医師の裁量が半端なく効いているというのも分かります。

 

フランスの70%は田舎って事実・・・

(中略)

しかも、フランスの怖いところは、そういった「育て方・親の責任」誤解は一般の人々に留まってないと言うこと。実際に医者もそう思っている人が多かったのも驚きの真実。

”Le Mur”ってフィルムでフランスの精神科は母親がどのように子供を自閉症のするかを説明し”自閉症の原因は母親である”と言っている。世界では、もう50年以上前に違うことが解ってといることを今だに言っているのよ。

ここで、出てくる「Le MUR」と言うフィルムは

「どうしてフランスやスイスやベルギーなどのフランス語圏で、自閉症の対応が40年は遅れているか」

と言うことを追ったドキュメンタリーです。

下記で一部見ることができますが、

「自閉症はお腹に子供がいる時に、母親がくよくよ悩んだから」
「出産後、ベビーブルーに母親がなれば、自閉症にもなるわよ」

と言ったことが、一般人ではなく、ほんとに医者が言っていることが解ります。

発達障害に関することも認識が遅れており、様々に起こる問題はすべて「親が正しい教育ができてないから」だと今まだに思われていることが、すべて正しい診断結果を得る妨げになっていることと、行動療法についての理解が無かったため必要なケアをできる機関も一般的にはなかったようです。

対応が40年は遅れているというのも、興味深いところですが、いままで、前向きな母親からは、自閉症、ADHDの子が少ないということも、察することができます。

日本もそうですが、先人の言うことは従った方がいいということで、フランスはそのまま来ているのかもしれません。

フランスでは、正しい教育というのは、教えてくれるのでしょうか。是非聞いてみたいものです。

ただ、ADHDは、親の協力は必要ではあることは、間違いありませんが、負担が大きいことは確かです。どうにもならない時には、どうしていたのでしょうか。その方を思うと、居た堪れない気持ちになります。

日本も、似たようなところはあると思います。世間の目が気になってしまうのは、どの親御さまも同じではないでしょうか。子どもの成長がまわりと違ったりすると、「私のせいだ!」と「私の教育が悪いのだ」と思ってしまうのではないかと思います。

それが、フランスでは医師から告げられてしまうのですから、否定することができない環境となっています。この件についてだけは、フランスじゃなくてよかったと思ってしまいます。

 

そして、現在では、以下のような取り組みが2015年から始まったそうで、

診断の基準や、医者への教育、ケアを含めて推進していくことを決定しました。投薬についても、もっと検討されるようです。

ADHDが原因で離れ離れになる親子が少なくなることや、苦しんでいた親御さんが緩和されるようになったと思うと、良かったと思います。

 

結論としては、ADHDの数値が少なかったのは、フランスの風習からであったということが、よく分かりました。

 

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