部屋を構成している配色にまとまりがあると、それなりに整って見えることがあります。
じゃぁ、すべてをピンクにするのか?
ピンクはピンクでも、淡いベージュの配色に近ければ、部屋の大半を占める壁でもいいかもしれない。
キツい配色を壁にするのも悪くないと思うが、個人的には、すべての配色が、そのキツい色で合わせてしまうと、メリハリがなくなってしまい、目も疲れてしまう気がする。
なにより、その空間にいたいか?心地いいか?と聞かれたときに、イエスにはならないのではないかと思います。
こんなことを言うと、2色と決めたら、同じトーンの色で合わせてしまう人が出てきそうですが、色を大体合わせるということだけでも、統一感の中に、強弱が生まれて、むしろ耐えられる空間に仕上がるのではと思っています。
これは、好き嫌いが分かれますが、個人的には、ミニマムで、モノが少ない生活風景にあまり憧れがありません。モノがないのは、ないで、落ち着かないという精神が働きます。
ありすぎず、殺風景にならない、生活の創意工夫が見られる空間が、個人的な好みです。
ミニマムであっても、モノがたくさんあったとしても、ベースとなる配色を、2色にすることで、誰でも、それなりの部屋の統一感を得ることができると思います。
木の茶色(茶色といってもいろいろありますが)と、白なのか、ベージュなのか、黒なのか、好きな色でいいとも思います。居心地のいい空間は、人それぞれであって、その人にしかつくり出せないと個人的には思っています。
インテリアも、その配色に合わせるという意味になります。
色といっても、単色ではなく、マーブルでもいいですし、柄の入っている壁紙で、その壁紙の貴重になっている配色で統一することが望ましいと思っています。
複数の色を使用して、まとめるのは、とても上級者だなと思っています。まずは、2色からにするというのが、ストレスにもなりません。
2色にまとめたら、そこに、観葉植物を配置させるというのは、自然の配色が加わるので、違和感もなく色をプラスことができます。
ベースの色を緑色にしていた場合は?という考えがよぎりました。
観葉植物には、さまざまな色があるので、それを試してみることで、面白い一体感が生まれる予感がします。
そう考えると、気に入った家具の色に合わせて、部屋のベースの色を構成するというのも、シンプルなアイデアではないかと思います。
配色がキツい場合は、壁一面ではなく、片面だけを、その配色にするなど、工夫はいくらでも可能です。
自分の部屋を好きな色に染めてしまいましょう!!!
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