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プライベート空間を設ける際のルールは自分の感覚でいい

『「光の家具」照明』では、写真家の戸田嘉明(よしあき)さんと、照明についての対談をしています。その中で、個人的に参考になった意見があったので、前回の続きになりますが、ご紹介します。

“[戸田]僕は壁に絵を掛けない方がいいかなと思って、床に置いてあるんですよ。どうしてもイメージがわかないし、掛けたらそれなりの照明方法を考えないといけませんから、この心地良い照明と相入れないところがあるんですよ。

[坂川]照明計画が難しくなってきますね。絵があったらそこに部分照明を当てたりすることで、細かな光の絡み合いがいろいろなところに出てきますからね。

[戸田]それはいやですね。自分の家って、素っ裸で歩いても誰もの文句を言われない場所ですから。だから一番自分が気持ちがいいと思う空間であれば、家具なんてアンバランスでいいんですよ。その人がかつてどんなものが好きであったかとか、そういう変(不明な文字)も全部わかるし、もしかすると誰にも話せない思い出のものかもしれない。僕はインテリアってそういうものだと思いますね。p.87”

戸田さんと、坂川さんの意見に同意がない場面なのですが、対談の場面で、こう言った話の内容は、もしかしたら、今だったらカットされてしまうのではないかと思うのですが、個人的には、意見が合わなくていいと思います。

それと一緒で、この対談の話の通り、インテリアも、ほかの人と違っていいし、自身が気持ちがいいと思えるモノで揃えることで(誰もに意見を言われることなく構成したモノ)、本当にプライベートで、心が落ち着く、そんな空間が出来上がるのではないかと思います。

ルールは自分になり、自分だけのインテリア、自分だけの空間というのを見つけることが、本当のインテリアではないかと、個人的には思います。

部屋が狭い日本であっても、仕切りを設けることができない場合、自分の居場所となりうる空間をなんとなく決めて、そこの空間を自分でデザインをすることで、家の中で、お気に入りの空間を作ることができます。

今後の話ですが、日本は狭いから、プライベートな空間を作れないとあきらめて欲しくありません。

狭いけど、プライベート空間を設けて、充実した日々を送れる、そんなコンセプトで、お部屋の空間デザインが紹介できればと思います。

 

<参考文献>

「光の家具」照明

 

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